◆全国高校野球選手権静岡大会▽2回戦 浜松商7―6浜松西(12日・浜松球場)

 浜松西が第2シード・浜松商とのシーソーゲームを6―7で落とした。5―5で迎えた8回表に敵失でリードを奪ったものの、その裏に3連打で2点を失い逆転負け。

エースの安間壮吾主将(3年)は「踏ん張れなかった。悔しい」と声を絞り出した。

 傷だらけだった。3月上旬に右足腓(ひ)骨を骨折して手術。5月末に練習に復帰したが、まだ金属プレートが入っている。この日は6回の走塁時に左足ふくらはぎがつってしまい、一度ベンチに戻って手当を受けた。

 7回の守備では、一塁ゴロでカバーに走った際に右太もも裏がつってしまった。その後もマウンドに立ち続けたが、「球威が落ちていました」と渡辺健介捕手(1年)。バットでは3安打を放ったものの、中飛に倒れた9回の打席は全力疾走できなかった。

 それでも春の県準優勝校を追い詰める大健闘だ。3年生が4人と少なく、昨秋も今春も初戦で敗退。県大会に進めなかった。

だが4月に1年生14人が加わり、「レギュラー争いが激しくなり、チーム力が上がりました」と安間主将は振り返った。

 「バッティングに力を入れてきました」と佐藤光監督が言うように、先週の1回戦では17安打10得点で磐田南にコールド勝ち。この日も浜商を上回る15安打でスタンドの応援団を沸かせた。

 この日は2年生4人、1年生3人がスタメンを務めた。8回134球を投げ切った右腕エースは「この夏の経験を今後に生かしてほしい」と後輩たちに期待していた。

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