◆JERAセ・リーグ DeNA11―6巨人(10日・横浜)
巨人が初回の4点を守り切れずに逆転負けを喫した。先発したフォレスト・ウィットリー投手は5回5安打3失点で降板。
頼みの投手陣が打ち込まれた。2試合連続2ケタ失点で3連敗。試合後、橋上監督代行は「ただやっぱり展開的に次の1点というのを、中押しが取れなかったのが、なかなかこちらに流れが完全にいかなかったというところなので。4点のワンパンチで終わってしまったのが、次に対する課題ではありますね」と唇をかみしめた。
初回から動きの激しい試合となった。巨人は浦田、松本の連打からキャベッジの四球で無死満塁とし、ダルベックが右翼ポール際へ、来日初となる13号グランドスラムを放り込んだ。球団の助っ人では初の初回4番満弾となり、いきなりの4得点。「打ったのはストレート。みんながつないでくれたチャンスだったので、なんとか結果を残したいと思って打席に立ちました」と振り返り、ベンチを乗せた。大城が右中間二塁打で続くなど打者一巡10人の攻撃だったが、結局、満塁弾による4点止まり。
まず、先発・ウィットリーがピリッとしなかった。その裏、4番・エンカーナシオンに中前適時打を許すなど2点を返される。2回には勝又の21試合連続安打が左中間適時二塁打となり3点目を失った。4点のリードは1時間もたたないうちに1点差まで迫られ、いつも通りの接戦模様に。ウィットリーは5回80球、5安打3失点で降板。相手の尾形は3回4失点でマウンドを降り、リリーフ勝負に持ち込まれた。
1点リードの6回、巨人は田中瑛からの継投策で逃げ切りを図る。しかし、先頭・筒香への四球が悪夢の始まりだった。エンカーナシオンに初見のシュートを中前にはじき返される。直後、宮崎には左中間二塁打で同点。続く松尾にはバットを折りながらも右前に2点タイムリーを落とされた。
悪夢は続く。サードへのバントヒットから押し出し四球、挙句の果てにはレフト前方への飛球を、左翼手・松本が通り越すように”バンザイ“しての落球だ。ベンチの橋上監督代行をはじめ、周りのコーチ陣も驚いたように目をぱちくりさせた。打者一巡し、この回11人目のエンカーナシオンには会心の当たりを許し、今度は松本が間一髪の好捕で追加点を阻止した。橋上監督代行は「松本選手のは上手の手から(水が漏れる)という感じもありますけどね。あとはけん制にしろ送球にしろ、やはりもともと投手を中心にしっかり守ることがこのチームの基本的な考え方の中で、投手の四球も含めて失策というか、そういったところが出始めている。もう一度そういったものに対しては反省をしながらしっかり修正をしていかないと、チームとしても戦い方にブレが生じると思いますので。そこは監督、コーチも含めてもう一度しっかりやっていきたいなと思います」と指摘した。
初回の4点リードは、試合後半で4点ビハインドに変わった。意地を見せる巨人打線は7回無死一塁で大城が右翼席に8号2ランを放ったが、すぐ裏、度会に3ランで返された。










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