大相撲名古屋場所4日目(15日、愛知・IGアリーナ)

 横綱・大の里(二所ノ関)が逆転勝ちはならなかった。平幕・豪ノ山(武隈)に押し込まれ、土俵際で大きく飛びはねて、はたいた。

行司軍配は大の里。だが、物言いの末に行司差し違えで3敗目を喫すると、花道で首をひねった。残った感覚があったか問われると「いや。ダメですね」。幕内後半戦の九重審判長(元大関・千代大海)は「片足が残っていれば話は別だが、土俵の円の外に(両)足が出ていた。中に戻ってこれず、体(たい)がないと判断した」と明かした。ビデオ室に確認し、師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)らほかの審判も納得したという。

 1勝3敗。3日目に初日を挙げたが、前に出られないと引いてしまう悪癖が顔を出した。大の里も「そうですね、はい」と認めた。八角理事長(元横綱・北勝海)は「まだ軽い。相手もちょっと頑張れば引いてくると分かっている」と指摘。

さらに九重審判長も「まずい相撲」とバッサリ。大の里も「15日間は長い。また明日気持ちを作らないといけない」と必死に前を向いた。

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