◆プロボクシングトリプル世界戦 ▽WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)王座決定戦12回戦 同級1位・増田陸―同級2位・比嘉大吾 ▽WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王座決定戦12回戦 同級3位・寺地拳四朗―同級4位イスラエル・ゴンサレス ▽WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・岩田翔吉―同級1位・エリック・バディージョ(20日、両国国技館)

 トリプル世界戦の会見が18日、都内のホテルで行われた。WBC世界ライトフライ級チャンピオンの岩田翔吉(30)=帝拳=は、会場のファンが驚くようなKO勝利でベルトを守ることを宣言した。

 挑戦者の同級1位エリック・バディージョ(30)=メキシコ=と初対面し、「もっと背が高いか思ったが、そうでもなかった。減量がきついのか、肌がパサパサになっているように見えた」と驚くような発見はなかったという。バディージョが「私の人生をかけたチャンス。高地トレもしっかりやってきたので、今は肺が4つある状態」とスタミナ面が万全で、12ラウンドをフルに戦う自信を口にした。しかし、チャンピオンは「相手(バディージョ)がもたないと思う」と言い切り、全否定してみせた。

 岩田は昨年から王座返り咲きを狙い、本来のパワーボクシングに足を使った出入りをプラスしたスタイルに取り組んできた。タイトル奪取に成功した3月のノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)との一戦では「まだ未完成だった」という中でも8回TKO勝ち。「今回はより完成形に近づいた」といい、「会場のファンが驚くような試合をする。KOで勝ちに行く」とV1戦を見据える。コンビを組み田中繊大トレーナーも「前回(CPフレッシュマート戦)は色々見せる前に試合が終わってしまった。今回は倒しに行くまでのいろんなプロセスを見せられると思う。驚くような試合になる」と断言する。

 この試合の勝者にはWBAスーパー&WBO世界ミニマム級統一王者のオスカー・コラーズ(プエルトリコ)が対戦を希望している。実現すれば軽量級の注目カードとになるだけに岩田は「そう言ってもらえるのは自分としてもうれしい。明後日(20日)の試合で、これはいけるぞという姿を見せたい」と言葉に力を込めた。

 戦績は岩田が16勝(13KO)2敗、バディージョは19戦全勝(8KO)。

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