◆第108回全国高校野球京都大会▽準々決勝 京都翔英7―2京都国際(23日・京都わかさスタジアム)

 24年夏に日本一に輝き、大会3連覇を目指す京都国際が準々決勝で姿を消した。プロ注目左腕・西田櫂吏(かいり)投手(3年)が7回から登板も3安打4失点で自責3の投球。

「チームを勝たせたかったけどそういうピッチングができなくて本当に悔しいです」と目に涙を浮かべた。

 同点の7回。先発・新宅史弥(ふみや)投手が1死二、三塁のピンチを招くとベンチは西田を投入。「自分が絶対に抑える」と覚悟を決めてマウンドに立った。しかし左前適時打で勝ち越されると、その後暴投やスクイズなどで一気に4点を失った。9回にも失策が絡み2点を献上。小牧憲継監督は「流れを持ってきてこその京都国際の背番号1。血マメがつぶれた状態で起用をしてしまったんですけど、流れを引き戻してもらいたかったかなと思います」と乙訓戦での試合途中に血マメが破れるアクシデントを指摘。本人は「痛いとかは関係ない、気持ちで投げてました」と唇をかんだ。

 この日はプロ5球団のスカウトがネット裏で見守った。巨人や米国でもプレーした日本ハム・村田スカウトは「指にかかったボールが良かった。素材はいい、センスを見せてもらった」と評価。

そんな大型左腕がプロの道へ進む決意に変わりはない。「絶対に負けない投手になります」。高校最後の夏は幕を閉じたがまだまだ進化の途中だ。

 

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