◆米大リーグ Rソックス6―4ブルージェイズ(24日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(30)が24日(日本時間25日)、敵地・レッドソックス戦に「3番・三塁」で先発出場。7回に1年目の日本人選手としての最多記録を更新する23号3ランを放つなど5打数2安打3打点と復活を印象づけた。

 チームは1点を追う8回にヒメネスの中犠飛で一時同点に追いついたが、その裏に5番手右腕バンアイクがゴンザレス、シーグラーに連続適時二塁打を浴びて2失点。22日(同23日)に行われたオリオールズとのダブルヘッダー第2戦に敗れるまで1946年の球団記録に80年ぶりに並ぶ15連勝を記録していた好調のレッドソックス打線にのみ込まれた。昨季のア・リーグ王者は球宴明け2勝6敗で借金10となった。

 岡本にメモリアルな一発が生まれたのは4点を追う7回1死一、二塁で迎えた第4打席だった。右腕ワイザートの初球、96・3マイル(約155キロ)シンカーが真ん中に入ってきたところを見逃さなかった。打球速度100・9マイル(約162・4キロ)、角度29度、飛距離408フィート(約124・4メートル)でセンターのフェンスを越えると、球場は騒然とした。10試合ぶりの23号3ランで、1年目の日本人選手としては18年の大谷翔平エンゼルス)を超えて単独トップに浮上した。しかし、この一発は空砲となった。

 前半戦だけで22発を放った岡本だったが、後半戦に入って前日まで25打席連続無安打と絶不調。本拠地7連戦で1本の安打も打てず、22日(同23日)のレイズ戦では先発を外れ、メジャー移籍後初の代打出場となるも空振り三振に倒れていた。それでも、この日から戦いの舞台を敵地に移して心機一転、試合前には侍ジャパンで同僚だった吉田正尚外野手(33)と談笑するなどリラックスした様子だった。5回1死一塁の第3打席では左翼にそびえ立つ高さ11・3メートルのフェンス「グリーンモンスター」上部を直撃する二塁打を放ち、28打席ぶりの安打をマークするなど復調の兆しを見せていた。

 一方の吉田は「5番・DH」で先発出場。2四球を選んだが、8回に代打を送られて2打数無安打と同じア・リーグ東地区の「日本人対決」に限って言えば岡本に軍配が上がった。

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