第108回全国高校野球選手権大会の公式練習が2日、甲子園で行われた。花咲徳栄(埼玉)のプロ注目右腕・黒川凌大(3年)投手がセンバツでの雪辱を果たすべく、甲子園のマウンドに帰ってきた。
炎天下の中、約20球を投げ込んだ。右腕は汗を拭いながら「徐々に調子が上がってきていると思う」と手応えを口にした。今春のセンバツでは準々決勝で智弁学園を相手に2回までに8点を奪うも、まさかの逆転負け。4番手で登板した黒川は「自分が全然抑えられなかった」と悔しさを糧に春からはメンタル面の改善を重視。気持ちで負けないことを日々心がけた。
エース右腕を支えるのが母・琴美さんだ。元柔道家で、1985年アジア選手権で優勝(72キロ級)するなど輝かしい実績を持つ。埼玉大会優勝後には母から「ここはまだ通過点、優勝旗を持って帰ってこい」と激励のメッセージが届いた。「自信につながる。絶対にやってやろうという気持ちになった」と黒川。愛する母の言葉を胸に、聖地での白星をつかみとる。










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