第108回全国高校野球選手権大会(5日開幕・甲子園)の3回戦までの組み合わせ抽選が1日、オンラインで行われた。2年連続22度目の出場の横浜(神奈川)の初戦は第6日の第2試合で沖縄尚学と対戦することが決まった。

 今秋のドラフト1位候補の最速157キロ右腕、エース・織田翔希(3年)やプロ注目の遊撃手・池田聖摩内野手(3年)を擁した春季関東王者は、神奈川大会でも圧倒的な戦力で順当に勝ち上がった。初戦から5戦連続コールド勝ちで4強入りすると、準決勝では23年夏決勝で敗れた慶応を4―0で下してリベンジ。決勝でも14年ぶりの頂点を狙った桐光学園を11―1で破った。県内での連勝を39に伸ばし、県勢初の4季連続甲子園の偉業を成し遂げた。

 相手の沖縄尚学は昨夏甲子園の優勝校。いきなりV候補同士の直接対決となった。エースの末吉良丞は世代ナンバーワン左腕の呼び声が高い。優勝候補同士の初戦は、織田と末吉による「世代ナンバー腕」を決める戦いともいえそうだ。

 決勝で1失点完投した横浜の織田は9回に一塁ベースカバーへ入った際に左足を負傷したが、先月28日の公開練習では「大丈夫です」と問題なしを強調。村田浩明監督(40)も「大怪物(になろう)と彼には言っている。怪物の中でもさらにすごい怪物になってほしいと思ってずっとやってきた。甲子園でなれるチャンスがあるので、“甲子園の織田”を楽しみに見たい」と期待を寄せる。

 前年王者として臨んだ今春センバツでは、優勝候補と目されながら初戦の神村学園戦で完封負け。悔しさをバネに夏の神奈川の頂点もつかんだ。夏の甲子園での優勝は松坂大輔氏を擁した1998年が最後。28年ぶりの歓喜を目指し最強軍団の夏が開幕する。

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