第108回全国高校野球選手権大会(5日開幕・甲子園)に出場する聖隷クリストファーが2日、大阪偕星学園高グラウンドで練習した。第2日(6日)の第2試合(午後6時半開始)に佐野日大(栃木)との対戦が決まってから一夜明けて、エース高部陸(3年)が県大会後、初のブルペン入り。
体の状態を確かめるように一球一球、丁寧に投げ込んだ。聖隷クリストファーのエース・高部が決勝戦後、初めてブルペン入り。マウンド後方から女子マネジャーにスマホでフォームの動画を撮影してもらいながら捕手を座らせて15球。「(動画を)見た感じ崩れてなくて良かった」。自らの目で動きをチェックした。
初戦の相手が決まり、気持ちも徐々に、高まってきた。県大会では4回戦から4戦連続先発。準決勝、決勝で連続完投した疲れを考慮し、県大会後は軽めの調整に終始してきたが、大阪入り2日目の練習で久々にマウンドへ上った。「傾斜で投げてみなければ、分からないこともあるので」。時間をかけてすり合わせた。
前日の抽選会では、昨年“四天王”と、うたわれた、沖縄尚学・末吉良丞と横浜・織田翔希との対戦が実現。
天国の恩師に快投を誓った。抽選会だった1日は、武蔵嵐山ボーイズの監督だった飯野靖典さんの一周忌。「いい報告が出来るように頑張りたい」。高部が万全な状態でマウンドに向かう。(塩沢 武士)
◆佐野日大 今夏の栃木大会では準決勝までの4試合はすべて完封勝ち。決勝ではタイブレークとなった延長10回、逆転サヨナラ2ランで国学院栃木を5―4で下し、16年ぶり7回目、春に続き2季連続甲子園出場を決めた。県のチーム打率は3割8分1厘。主戦の右腕・鈴木有(3年)は最速142キロで制球力が武器。今春のセンバツでは、昨秋の東海大会準決勝で聖隷が7回コールド負け(2●10)した三重と1回戦で対戦し0―2で敗れた。同校OBの麦倉洋一監督(55)は阪神の元投手。










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