8月15日の新潟9R・新潟ジャンプS・JG3(障害3250メートル=11頭立て)は、ローディアマント(セン6歳、美浦・尾関知人厩舎、父サトノダイヤモンド)が叩き合いの末に首差の勝利。昨年11月の京都ジャンプSに続く重賞2勝目を手にした。

勝ち時計は3分29秒3(良)。

 手に汗握る直線の攻防が続いた。「今日は僕の馬が一番強いと思って乗りました」と伴啓太騎手が振り返るように、早めに動いて先頭に立った2着馬に積極的について行く。直線は長く馬体を並べるデットヒートに持ち込み、グイッと首だけ出たところがゴールだった。「馬とけんかをしないように機嫌を損なわないように意識して乗りました。むこう(ヴェールランス)は平地力があるので早めに運んで、消耗戦に持ち込みたかった。最後は疲れたけど、何とか踏ん張ってくれました」と鞍上が相棒の性格と相手の特徴を把握しての勝利だった。

 惜しくも重賞初制覇に届かなかったヴェールランス(牡7歳、美浦・中舘英二厩舎、父キタサンブラック)は、6月29日に病気のため亡くなった田村康仁調教師の管理馬で、同厩舎に所属していた五十嵐雄祐騎手が騎乗した。「もっと早くなると思ったが、序盤から落ち着いた流れ。この馬のペースでと思って自分のリズムを守った結果がハナでした。飛越も上手で、こちらも盛り返してくれて、チャンスがあると思ったんですけどね。本当に一生懸命、よく頑張ってくれたと思う」と悔しさをにじませながら、最後まで懸命に力を振り絞ったパートナーをたたえた。

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