◆米大リーグ ロッキーズ―ドジャース(17日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が17日(日本時間18日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。8点リードの8回1死で迎えた第5打席は右腕シュークから中前打を放った。

中堅手が打球をはじく間(記録は失策)に二塁に到達。1試合4安打はレギュラーシーズンでは24年9月27日(同28日)の敵地・ロッキーズ戦以来となった。

 この日のロッキーズ先発は菅野智之投手(36)だった。試合前の時点で日米通算10打数7安打の打率7割、3本塁打と抜群の相性を誇っていた日本人対決。初回先頭の第1打席は連投のスプリットを引っかけて一ゴロに倒れたが、3回1死の第2打席は二塁内野安打。パヘスの適時打、4番マンシーの3ランで一挙4点を奪う起点となった。

 そして4点リードの5回先頭で迎えた第3打席だった。1ストライクからの2球目、低めの89・9マイル(約144・7キロ)カットボールを捉えた。打球速度105・5マイル(約169・8キロ)、角度26度、飛距離428フィート(約130・5メートル)で左中間スタンドの最前列に5試合ぶりの28号ソロが着弾。標高約1600メートルで打球が飛びやすく「打者天国」と呼ばれるクアーズフィールドで打球は驚異の伸びを見せた。

 さらに6点リードの6回2死三塁で迎えた第4打席。ファンから「MVPコール」が起きる中、右腕メヒアの4球目、83・8マイル(約134・9キロ)スイーパーが真ん中高めに入ってきたところを完璧に振り抜いた。

打球速度106・8マイル(約171・9キロ)、角度31度でセンター右の自軍ブルペンへ。今季初の2打席連発となる29号2ラン。救援右腕ハートがキャッチすると、ピョンピョン跳びはねて大興奮した様子だった。飛距離452フィート(約137・8メートル)は“今季最長不倒”となった。

 前日16日(同17日)の本拠地・ブルワーズ戦では初回に2試合連続ヒットとなる右前打を放つも、一発が出れば同点だった8回1死一、三塁で痛恨の二ゴロ併殺に倒れた大谷。思わず天を仰ぎ、口を真一文字にして悔しがった。一夜明け、得意の菅野との対決が再浮上のきっかけになりそうだ。

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