フジテレビ系連続ドラマ「GTO」(反町隆史主演、月曜・後10時)に生徒役の一人・寺内璃子役で出演するのが、新人女優の富居玲衣(15)。地元・北海道でモデル経験はあるが、芝居は初めてだ。

 「最初は慣れないこともたくさんあったし、いろいろと失敗もしてしまったけど、上手な方々がたくさんいる現場なので刺激をもらえるし、雰囲気もいい。『自分も成長しよう』と考えられる向上心の出る現場で、初めてのドラマ撮影が『GTO』で良かったなと思います」。生徒役は28人。同世代のキャストが多く、撮影外でもゲームをしたり時間を共にしたりと日々充実した様子だ。

 これまでドラマは見る側だった。思い描いていた未来について「全く芸能界に入るつもりはなくて。(ドラマの)『イチケイのカラス』(21年、竹野内豊主演)を見て、弁護士になりたいと思っていた。あとはケーキ屋さんだったり、普通の子どもの夢を見ていた」と明かす。

 面倒くさがりな性格という富居だが、小学5年生の時に友人に誘われ参加したファッションショーで心を動かされた。ドレスアップ、メーキャプしたモデルとしてたたずむ自らの姿を見て「ネガティブな気持ちがそこにはなかった。『もっとやりたいな』『もっと成長したいな』という気持ちばかりが心の中にあったので、芸能の世界に入ることにしました」。すぐに地元でモデル活動を開始した。

 更なる活動の機会を求め、家族と話し合いの末に中学3年時の25年に、松竹などが主催する「松竹 JAPAN GP CONTEST」の応募。当時は受験生で「グランプリが取れなかったら北海道に残る。グランプリが取れなかったら、東京に行かない」と北海道と東京で志望校を2校ずつ設けた。強い気概で臨み、11月に最高位のGPを獲得した。

 この春、母と上京。東京の高校にも4か月通い「友だちもちゃんと作ることができて、充実した東京生活になっている」と声を弾ませる。一方で「ペットに会えないのが寂しい。(友人が通う)北海道の公立高校では文化祭をやっているけど、そんな中で(上京した)私一人(テストに向けて)カリカリ勉強していて悲しかった」と、かわいらしい悩みも明かす。

 目標はNHK大河ドラマ出演。「『麒麟がくる』(20年、長谷川博己主演)から大河ドラマを毎週見ているので、出てみたいなっていう気持ちはある」と意欲は十分。「紫式部が好きで、小学校の自由研究で模造紙にまとめたことがあるくらい」という歴史好きで「いつか主演も張ってみたい」と夢を膨らませた。(中西 珠友)

 ◆富居 玲衣(とみい・れい)2011年1月28日生まれ、北海道・旭川市出身。

15歳。趣味はお菓子作り。特技はスキー。得意科目は英語で、中学生で英検2級を取得。現在は英語部に所属。憧れは倍賞千恵子。家族構成は父、母、3歳上の兄、犬。160センチ。

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