◆プロボクシング ▽スーパーバンタム級(55・3キロ以下)8回戦 〇金子虎旦(TKO8回2分30秒)チョウ・ジョンヨン●(5日、東京・後楽園ホール)

 WBOアジアパシフィックスーパーバンタム級1位・金子虎旦(こた、28)=帝拳=が逆転のTKO勝利で再起5連勝を飾った。初回にダウンを喫したが、韓国同級3位チョウ・ジョンヨン(30)=韓国=から8回に右ストレートで3度目のダウンを奪い、レフェリーがノーカウントで試合をストップした。

 「最後はいいのが当たったが内容はよくなかった。1ラウンド? 気付いたら倒れていました」と意識は最後まで完全に戻らない冷や汗ものの勝利だった。

 初回にチョウの左フックをまともに受けダウン。意識がもうろうとする中、何とかしのぎ、2回以降はボディーブローを中心に反撃。セコンドの大和心トレーナーは「ラウンド間のインターバルで意識がはっきりするようにもみあげをひっぱったり、足をたたいたりしていた」という中での試合。最終8回に左ボディーで初ダウンを奪い、立ち上がったところに連打で2度目、そして最後の右へとつないだ。

 デビュー6戦目のフェザー級8回戦で1回TKO負けを喫したが、その後はスーパーバンタム級にウェートを落とし、これで5連続KO勝ち。WBOアジアパシフィック1位にランクされており、内容次第では次戦でのタイトル挑戦も見えていた。「まだまだですね。改善しないといけないこと点もたくさんある。チャンスがくれば頑張ります」と口にしたが、歯切れは悪かった。

 戦績は金子が10勝(9KO)1敗、チョウが5勝(2KO)5敗。

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