中日のカイル・マラー投手が9日、8月度「大樹生命月間MVP賞」を受賞した。自身初の受賞に「とてもうれしい。

キャッチャーの加藤さんや石伊がリードしてくれたし、いい形で守ってもらったし、攻撃ではたくさん点をとってもらった。(この賞は)チームとしての受賞だと思っています」と喜びをかみしめた。

 来日2年目の今季は、開幕ローテ入りを逃し、7月14日の阪神戦(バンテリンD)までは2勝6敗と本来の投球ができなかった。しかし、7月下旬に第1子が誕生して迎えた8月は、5試合に先発して3勝1敗、防御率0・84と絶好調。「自分自身の(投球への)理解も深まってきて、何が通用するか、どの球種を投げたら、バッターを抑えられるかを理解している。子供はまだ、言葉を理解してないけど、野球の服を着せたりもしていますし、(受賞を)喜んでくれたらいいなと思います」と頬を緩めた。

 5月20日の阪神戦(甲子園)では、来日1号の2ランを放った。来季から、セ・リーグにもDH制が導入されるため、現段階では9人制野球で、最後にホームランを打った投手となる可能性が高い。バッティングが好きで、普段から打撃練習も手を抜かないマラーは「9番でピッチャーだけど、簡単にアウトになるとは思っていない。(ホームランも)自分がもう1回打って、周りのピッチャーにプレッシャーをかけていきたい」とバットでもファンを沸かせるつもりだ。

 残り16試合とシーズンも佳境に入った。「ドラゴンズファンは(12球団で)一番のファン。

残りシーズンは短いけど、いい形で終えたい」。助っ人左腕が、1つでも多くの勝利をファンに届ける。

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