◆愛知・名古屋アジア大会 第2日 競泳(20日、東京アクアティクスセンター)

 女子50メートル平泳ぎ決勝が行われ、35歳の鈴木聡美(ミキハウス)が29秒91で2位。アジア大会での同種目、5大会連続でメダル獲得の偉業を達成した。

自身が持つ30秒10の日本記録を更新し、ついに30秒の壁を破った。

 予選は30秒35の全体2位で通過。「非常にいいタイム。力みがブレーキになったけど、いいスタートは切れている」と好感触を語っていた。レース後は「吐きそうなくらい、気持ち悪かった」と、緊張感を吐露。「やっぱり自国開催ですし、前回のアジア大会では日本記録がギリギリ出せなかった悔しさも残っていた。記録を狙うという気持ちを切らさずにずっと抱いてきたので、自分に対する期待と緊張と意気込みがあった」と明かしていた。

 2010年広州大会で銅メダルを獲得してから、この種目では5大会連続の表彰台。日本競泳界の常識を覆し続ける鈴木は、28年ロス五輪で4度目の五輪出場に挑む。平泳ぎ3種目に出場する今大会、通算10個目に乗せたアジア大会でのメダルを量産していく。

 鈴木「やっと29(秒)の台に入れた。前に走る唐銭婷選手がいるからこそ出せた記録。

感謝。自分の可能性を引き出せた。ワンチャン抜けないかなくらいの強気でいきましたけど、彼女の方が一歩上手だしたので追いつけなかったですが、可能性は見えた。ロス五輪に向けて頑張れるといいです」

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