大相撲秋場所 9日目(21日、東京・両国国技館)

 西三段目22枚目の矢後(押尾川)は、東同36枚目の千代大和(九重)を下し、今場所初白星を挙げた。

 立ち合いから前に出続け、突っ張りの連打を浴びせると、一気に土俵際に追い詰めて押し出した。

連敗中も貫いた「前に出る相撲」で初白星を挙げ、「良い相撲だった。前に出続けることが、しっかり出来ていた。やっと白星につながった」と、喜びをかみ締めた。

 矢後は一昨年の夏場所後に右膝を手術して3場所連続の休場。昨年の初場所で復帰してから幕下16枚目まで番付を戻したが、2場所連続で1勝6敗。今場所は三段目に番付を落とし、挑んでいる。

 今場所の負け越しは決まったが、千秋楽は北海道から両親も駆けつける。「次も、その次も勝てるように頑張ります」。残り2番、全力で白星をつかみに行く。

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