◆愛知・名古屋アジア大会 第5日 ハーフマラソン競歩(愛知県庁・名古屋市役所周辺コース=21・0975キロ)

 陸上競技がスタート。最初の種目として男女ハーフマラソン競歩が行われ、男子(出場9人)は中国の石升吉が1時間23分32秒で優勝。

1時間28分1秒の山西利和(30)=愛知製鋼=が銀メダルを獲得した。吉川絢斗(25)=富士通=は1時間29分28秒で4位。

 前回までは男女とも20キロ競歩として行われ、ハーフマラソンと同じ21・0975キロで争われるのは今回が初めてで、山西は13キロ地点で3回目の警告を受けて2分のペナルティーが響いた。2018年大会の銀以来、2個目の銀メダル獲得となったが、ゴール後に笑顔は見られなかった。

 女子(出場8人)は楊柳静、姜蘊晏の中国勢が序盤から“独歩”。楊が1時間33分40秒で勝ち、日本の柳井綾音(22)=富士通=は1時間39分24秒で4位入賞。杉林歩(25)=NTTドコモ=は1時間46分13秒で7位(順位とタイムは速報値)。

 地元企業の愛知製鋼に所属する山西は同種目の世界記録保持者。アジア大会は8年ぶり2度目で、2018年ジャカルタ大会20キロ競歩では銀メダルを手にした。

 吉川は初出場。25年の東京世界陸上20キロ競歩で7位入賞を果たした。

 女子の柳井は24年パリ五輪代表で世界選手権は23年ブダペスト、25年東京大会代表。

杉林は大阪大大学院2年だった今年2月、日本選手権で3位入賞。阪大では医学部で看護学を学んだ。

 この種目は1951年が男子10キロ競歩として始まり、79~2023年までは20キロ競歩として実施されてきた。日本はこれまで銀メダル4、銅メダル3を獲得している。中国勢が強く、1986~98年、2006~23年と連覇中だ。また、女子は1986年からは10キロ競歩として94年まで実施され、98年は1万メートル競歩、2002年から男子と同じ20キロ競歩として行われきた。この種目も中国勢は1986年から10大会連続金メダルを獲得している。

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