◆大相撲秋場所12日目(24日、東京・両国国技館)

 東十両3枚目で41歳の玉鷲(片男波)が東同5枚目・佐田の海(境川)を下し、8勝4敗で勝ち越しを決めた。立ち合いで頭から当たり、一気に圧力をかけて押し出した。

 39歳の佐田の海とは幕内で通算8勝15敗。十両では初対戦だった。「対戦成績を考えると、苦手な相手だった。今日は前に出て、相撲の内容が良かった」と納得の表情。合計年齢「80歳対決」を制し、「『(佐田の海に)幕内に早く上がってやるぞ、と言っている。お互い励みになっていますね」と来場所以降の再戦を望んだ。

 東十両3枚目で勝ち越し、九州場所(11月8日、福岡国際センター)での再入幕の可能性が出てきた。来場所中に42歳の誕生日を迎える玉鷲が返り入幕を果たせば、昭和以降では、安美錦(2018年夏場所で39歳6か月)を上回って最年長記録となる。「本当はすごく喜びたいけど、安心している場合じゃないので。場所は終わってないと自分に言い聞かせる」と引き締め、残り4番も白星を積み重ねて可能性を高める。

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