◆JERAセ・リーグ 巨人11―0ヤクルト(27日・東京ドーム)

 巨人が連敗を2で止めた。2回に泉口友汰内野手の走者一掃の二塁打で先制すると、3回も5得点を挙げるなど課題だった打線がつながった。

先発の小笠原慎之介投手は5回4安打無失点で今季5勝目をマーク。首位・阪神は試合がないため、ゲーム差は2となり、優勝マジックも「4」のままとなった。

 逆転優勝へ向け一戦も落とせない状況で、今週はマツダでの広島4連戦で1勝3敗。4戦計38イニングで6得点と打線の得点力不足が露呈した。首脳陣は打線に奮起をと、対左腕対策にリチャードが昇格。「7番・三塁」でスタメンに座った。

 0―0の2回、吉川が四球、リチャードが死球で一、二塁となり平山が投手強襲の内野安打で満塁のチャンス。2死から泉口が右翼フェンス直撃の3点二塁打で先制に成功し「先制点を取ることができて良かった」と胸をなでおろした。試合前まで5試合連続先制を許していたが、この日は主導権をしっかりと握った。

 3点リードの3回2死から再び吉川が四球、リチャードが死球で一、二塁。平山が「いいところに落ちてくれた」と、右前適時打を放つと、続く先発の小笠原は野手顔負けのバッティングで右中間への2点二塁打を放ち、相手先発・高橋をマウンドから引きずりおろした。なおも満塁で丸が中前2点打を決めこの回一挙5得点を挙げた。

 勢い止まらず8点リードの5回2死満塁ではリチャードが、4番手の庄司から左翼線際への2点二塁打で10得点目。 1軍での安打は、6月13日の西武戦(ベルーナ)でソロ本塁打を放って以来、106日ぶりの一打だった。

 先発の小笠原は先週も同じカードで登板。20日(東京D)は6回途中2失点7奪三振と力投していた。6日の広島戦(マツダ)以降、白星が遠ざかっており、5勝目を目指しマウンドに上がった。初回から走者を三塁に進めたが無失点で切り抜けた。打線の援護も受けながら、要所を締める投球で失点を許さなかった。左腕は5回78球4安打1四球5奪三振で交代。勝利投手の権利を得て、後はリリーフに託した。

 6回には増田陸にも一発が飛び出し11点目。リリーフは中川、船迫、則本、平内がつなぎ完封リレーを完成させた。

 投打がきっちりかみ合い、東京ドームの試合は7連勝。

残り4試合でもう落とせない試合が続くなか、ミラクルVへ望みをつないだ。10月1日には敵地で阪神との頂上決戦が待っている。とにかく、勝ち続けるしかない。

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