◆JERAセ・リーグ 巨人11―0ヤクルト(27日・東京ドーム)

 巨人は11得点で大勝。丸佳浩外野手(37)が足で初回から勝利への執念を感じさせるプレーを見せた。

 2死走者なしから四球で出塁すると、直後のダルベックの打席の4球目にスタートを切り、盗塁成功。プロ初出場を果たした広島時代の3年目から17年連続盗塁となった。

 ミラクル逆転Vを目指す上で残り5戦全勝が求められる状況とあり、先制点は重要だった。それは、チームとして初回の守備で1死三塁から内野が前進守備の隊形を敷いていた場面にも表れていた。さらに1勝3敗だった25日までの広島4連戦は計6得点。ベテランの出場70試合目、チーム139試合目での今季初盗塁は得点にこそつながらなかったが、勝利、先制、先の塁への思いを乗せるような〝足攻〟はナインにも好影響をもたらしたはずだ。

 残り4試合で、優勝マジック4の阪神とは2ゲーム差。極めて厳しい状況に変わりないが、ベテラン、中堅、若手の全員が力を結集させて戦うしかない。(田中 哲)

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