ドジャース・山本由伸投手(28)が5日(日本時間6日)、6日(同7日)の地区シリーズ第3戦の先発を前に、敵地・トゥルイストパーク(アトランタ)で会見に出席した。

 今シリーズの流れを大きく分ける一戦は、山本に託された。

本拠地での3日(同4日)の第1戦は、先発のスクバルが6回2安打1失点と好投し、T・ヘルナンデス、タッカー、マンシーの3発で5点を奪って5―3で白星発進。4日(同5日)の第2戦は、先発のスネルが4回途中1失点で降板すると、計7投手で3失点。攻撃陣はフリーマンとマンシーの本塁打の2点に終わり、2―3の接戦を落として1勝1敗となった。

 今ポストシーズンでは初登板となる山本。レギュラーシーズン終了後の実戦形式の練習ではメジャー移籍後初めて大谷とも対戦した。その対戦を振り返り「大谷さんからはたくさんアドバイスをいただいた。バッター目線だったり、心理の話だったり。たくさんアドバイスをいただきました。野球の話は普段からロッカーも近いですし、たくさんよく話しますし、対戦したのはドジャースには行って初めてだったので、対戦してみての話は初めてでした」と振り返った。

 勝てば地区シリーズ突破とリーグ優勝シリーズ進出に王手をかけるが、負ければ終戦まであと1敗という崖けっぷちに立たされる第3戦。ドジャースは満を持してチーム最多14勝の山本がマウンドに上がり、ブレーブスも37歳エース左腕のセールが先発する。

 セールは24年にサイ・ヤング賞に輝くなど、通算159勝のエース左腕。

今季も14勝と衰え知らずだ。フィリーズとのワイルドカードシリーズでは、第1戦に先発して7回途中で95球を投げ、4安打3失点で試合を作ってチームを勝利に導くと、第3戦にも中1日でリリーフ登板。4点リードの8回途中から登板して、1回3分の1で21球を投げ、1安打無失点、3奪三振で試合を締めくくった。リリーフ登板から中4日での先発となる。

 山本とセールは8月27日(同28日)にもアトランタで投げ合い。山本は初回に初球をボールドウィンに捉えられて先頭弾を浴びた。その後復調して7回途中1失点と踏ん張った。だが、セールは負けじと9回109球で5安打無失点、11奪三振で19年以来自身7年ぶりの完封。最速100・1マイル(約161・1キロ)をマークする圧巻の投球を見せた。スコアは1―0。約1か月半が経過し、大舞台でエースの意地がぶつかり合うことになった。

 山本は「流れをすごく左右する大事な試合になると思うので、勝てるように頑張ります」と意気込んだ。

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