◆男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本オープン 第1日(15日、滋賀・タラオCC西C=7411ヤード、パー70)

 第1ラウンドが行われ、ツアー2勝の河本力(大和証券)が1イーグル、4バーディー、3ボギーで3アンダーの67をマークし、メジャー仕様の難コースで上位発進した。

 前半の14番パー4でつまずいた。

13番で10メートルをねじ込んだ直後。「いいバーディーを取った後で、ドライバーだと(フェアウェーが)細くなっているところまでいくので、保険をかけた」とミニドライバーで放ったティーショット左の池に打ち込んだ。打ち直しの1打はドライバーでフェアウェーに運び、残り140ヤードから90センチに寄せ、ナイスボギーでしのいだ。

 「すごい状態は良かったけど、なかなかかみ合わなかった。例年の日本オープンよりラフは短いし、ドライバーも使える。耐え忍ぶよりもしっかり伸ばしていかないと優勝できないコース。ちょっと引き気味になっちゃったかなと思う。自分のできることを保険をかけてやろうとしてたので、悪い方向にいった。池に入った時に目が覚めた」

 パープレーで迎えた4番パー5(578ヤード)、残り250ヤードの第2打。4アイアンと2アイアンで迷ったが「アゲンストだったし、2アイアンを短く持ってフェードでちょうどいい」と狙い通りに4メートルに乗せ、イーグルを奪った。

 前週は試合がなく、ラウンドや筋トレなどに励んだ。自身のホームコースの横浜CCで米ツアーのベイカレント・クラシック・レクサスが開催。

松山英樹(LEXUS)や海外選手のプレーを見に行くこともできたが「全然、見に行こうとは思わなかった。逆に女子ツアーを見ていた」と、姉・結が優勝争いをしていたスタンレーレディスホンダをチェックしていたという。

 米ツアーの結果はもちろんチェック。「興味はめちゃめちゃあるけど、それより自分にうまく時間を使えた方が、やることは明確になってきているので、今見に行くのは(考えず)。それよりも、自分でやった方がためになると判断した」と徹底して自身に集中した。

 今大会の優勝者には、海外メジャーのマスターズと全英オープンの出場権が付与される。高校3年時の2017年に初めてマスターズを現地観戦した河本は「めちゃくちゃ覚えてます。セルヒオ・ガルシアがジャスティン・ローズとプレーオフして勝った。人が多すぎて大変だった。練習ラウンドが一番興奮した。あそこでやりたい」と熱望した。

 4年ぶりの3勝目、そして初のメジャー優勝に向けて好スタート。

2日目に向けて「今日やったミスは絶対しないようにして、状態はすごくいいので、明日からもいいプレーができるように、1打1打を淡々とプレーしたい」と見据えた。

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