◆第79回秋季関東高校野球大会▽準々決勝 山梨学院1―2×慶応=延長10回タイブレーク=(19日・上毛新聞敷島)

 2023年夏の甲子園で107年ぶりに全国制覇した慶応(神奈川1位)が、山梨学院(山梨1位)との強豪対決に勝利し、来春センバツ出場が当確となった。1―1で延長タイブレークに突入。

10回表を0点に抑え、その裏1死一、二塁。2番・矢口翔大外野手(2年)のサヨナラ打で決めた。

 山梨学院とのしびれる接戦を制した森林貴彦監督(53)は「厳しい試合というのは想定内でした。前回(1回戦・佐野日大戦)も厳しい試合、2―1やらせてもらったので、その経験が選手たちにも生きてたなと思います」と振り返った。

 慶応・湯本琢心と山梨学院・渡部瑛太(ともに2年)のエース同士による、息詰まる投手戦。森林監督は「渡部君の想定はしてたんですけど、変化球のキレがいいのと、コントロールが良くて、分かっちゃいるんだけど、低めの変化球を振らされるとか、インコースのストレートを詰まらされるということで、対策もどっちつかずになっちゃってですね。うちの打力が封じ込められた。渡部君のピッチングが素晴らしかったです。想定よりも、かなり良かったですね。本当にすごいピッチャーだなと思います」と相手を称賛した。

 来春センバツに当確ランプをともしたことには「いや、僕はそれはわかりません。この秋は本当に関東制覇ということで、選手たちも頑張ってやってるんで、これで今度、(準決勝で)健大さんとできるわけですから、最高の腕試しができると思ってますんで、次の試合に向けていい数日間を過ごしたいと思っているだけです」と次戦へ表情を引き締めた。

(加藤弘士)

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