◆第87回菊花賞・G1(10月25日、京都競馬場・芝3000メートル)=10月23日、栗東トレセン

 シートゥサミット(牡3歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父モーリス)は、ダートコース、さらに芝コースで入念に準備運動をした後、坂路に入って61秒8―14秒5を計測した。活気十分で、推進力も感じられる走りだった。

吉岡調教師は「追い切り後もテンションは問題ないです。いい状態ですよ」と納得の表情を浮かべた。

 デビュー5戦目から手綱を執っている酒井学騎手と、着実に結果を出してきた。「ゲート難や怖がりな面があって、それを補う形の競馬をしてきました。この(まくる)形がベストかは分かりませんが、能力を出すにはこの形で」と、大舞台でも自分の競馬に徹するつもりだ。

 強敵相手だった前走の神戸新聞杯でもまくりを打ち、ロブチェンと0秒1差の3着で優先出走権を獲得した。「途中でハミが抜けるくらい、マイペースな馬。この血統でこの距離は考えづらいですが、常識にはまらない馬ですね」と指揮官。流れひとつで上位争いに加わる。

編集部おすすめ