今年の毎日王冠を制するなど重賞3勝を挙げて、先週の天皇賞・秋(10着)がラストランとなったセイウンハーデス(牡7歳、栗東・橋口慎介厩舎、父シルバーステート)が11月5日、現役生活に別れを告げて栗東トレセンを退厩した。今後は北海道浦河町のイーストスタッドで種牡馬となる予定。

 主戦を務めた幸英明騎手=栗東・フリー=は、ニンジンで餌やりをしながら、「もう太ってもいいからね」と笑顔で言葉をかけながらねぎらった。デビュー戦からコンビを組んだ相棒との別れに、「やっぱりさみしいですね」としみじみ。「(もともと)能力が高い馬で、重賞を勝てそうだなと意識していました。その通り勝ってくれて、G1もという気持ちはありましたが、そこは子供たちに頑張ってほしいですね」と、同馬と歩んだ日々を振り返った。

 橋口調教師は「無事に送り出せてホッとしています」と胸をなでおろした。「なんとかいい子を出してくれるといいですけどね。子供にお父さんが果たせなかった、G1勝利をできたら最高ですね」と、種牡馬としての活躍に期待した。

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