生活の知恵を授かるコーナー「スーさん、コレいいよ。」。ゲストは、中国家庭料理研究家の、り
んさん!

麻婆豆腐とは似ても似つかない味!!中国の家庭料理”屋台豆腐”...の画像はこちら >>

日本でよく食べられている中華料理とは違うもの?

中華料理にイメージされがちな『辛い』『油が多い』だけではない、野菜たっぷりヘルシーメニューも豊富!私は中華鍋は使わず、普通のコンロ、フライパンで調理しています。

家庭のコンロや調理器具でも十分おいしい中国家庭料理が作れます。そして、日本のスーパーで購入できる材料で作れます!

今回はりんさんに、「毎日食べたい中国の家ゴハン」を教えていただきました。

大根の花椒しょうゆ漬け

麻婆豆腐とは似ても似つかない味!!中国の家庭料理”屋台豆腐”とは

・花椒の爽やかな辛み、しょうゆと鎮江香醋の風味がきいた漬物です。
・熱した油で花椒や唐辛子の香りを立たせて調味液を作り、大根に砂糖をまぶして水けを出すのは、シャキッとして、甘みも引き立つから。
・調味液に加えた香味野菜やスパイスの香りが食欲をそそります。

■材料(作りやすい分量)
・大根 ...... 750g
・砂糖 ...... 大さじ2と2分の1
・赤唐辛子(種を取る)...... 1~2本
・花椒 ...... 小さじ1
・長ねぎの青い部分...... 適量
・サラダ油 ...... 大さじ2~3
・にんにく(つぶす)...... 4~5かけ分
・しょうが(薄切り)...... 2かけ分
・しょうゆ・鎮江香醋(ちんこうこうず)、または黒酢...... 各大さじ4
・砂糖 ...... 大さじ2と2分の1
・オイスターソース ...... 小さじ2

■作り方
● 大根は皮をむいて厚さ 7 ~ 8 mm のいちょう切りにしてボウルに入れ、砂糖をふってもみ込み、30分おく。水けを手でしっかり絞る。
● 耐熱ボウルに赤唐辛子、花椒、長ねぎの青い部分を入れる。サラダ油 を熱々に熱して注ぎ入れる。残りの調味料を加えて混ぜ合わせる。
● 別のボウルにの大根と調味料を入れて混ぜ合わせ、冷蔵庫で半日から1日おいて完成。途中で一度全体を混ぜると味がよくなじみます。


■ポイント
・大根の水けをしっかり絞ると、調味液がよくなじみ、味がしっかりつきます。

熱した油をねぎやスパイス類にかけると、香りが引き出せ、油にも香りが移ります。清潔な容器に入れて冷蔵庫で保存すれば、4日間くらいはもちます。

屋台豆腐

麻婆豆腐とは似ても似つかない味!!中国の家庭料理”屋台豆腐”とは

中国の家庭でよく作られる焼き豆腐に、屋台で人気の甘辛くスパイシーなたれをからめて、屋台豆腐と名付けられました。このたれは、揚げなすや唐揚げにもよく合うので覚えておくと重宝します。
卵衣でカリッと焼いた豆腐にたれがからむところがおいしいので、ぜひ焼きたてを食べてください!


■材料(2人分)
・木綿豆腐 ...... 1丁(350g)
・塩・こしょう ...... 少々
・片栗粉 ...... 適量
・溶き卵...... 1個分
・サラダ油 ...... 適量
・小ねぎ(小口切り)...... 適量
たれ
・粗びき粉唐辛子 ...... 小さじ2
・白いりごま ...... 小さじ1
・サラダ油 ...... 大さじ2
・花椒粉(かしょうふん)=フォアジャオの粉 ...... 小さじ2分の1
・クミンパウダー ...... 小さじ1
・水 ...... 大さじ3
・砂糖・しょうゆ ...... 大さじ1
・オイスターソース・鎮江香醋(ちんこうこうず)、または黒酢...... 各小さじ2
・鶏ガラスープの素(顆粒)...... 小さじ2分の1

■作り方
● 豆腐は皿を数枚のせて 20 ~30 分ほどおき、しっかり水きりをし、厚さ1.5cmで食べやすい大きさの正方形に切る。
● 水けを拭き、塩・こしょうをふります。
● たれを作る。耐熱ボウルに粉唐辛子、ごまを入れる。サラダ油を熱々に熱して注ぎ入れる。残りのたれの材料を加えて混ぜ合わせる。
● フライパンにサラダ油大さじ 1~ 2 を中火で熱する。温まったらごく弱火にし、豆腐 に片栗粉をまぶし、溶き卵にくぐらせて並べていく。
● 入れ終えたら中火にし、両面がこんがりするまで焼く。

フライパンの火を止め、たれを回し入れる。器に盛り、小ねぎをかけます。

麻婆豆腐とは似ても似つかない味!!中国の家庭料理”屋台豆腐”とは

■ポイント:スパイスに熱した油を かけることで、香りが 際立ちます。多めの油で揚げ焼きに するとおいしいです。火を止め、熱うちにたれを回し入れてください。

肉まんま

麻婆豆腐とは似ても似つかない味!!中国の家庭料理”屋台豆腐”とは

おかずに困ったらこれ! と、子どもの頃は食卓によく登場していました。地味だけど、みんなが大好きな味。「猫まんま」のようにご飯に直接のせて食べるのがおいしいので、「肉まんま」と呼ぶことにしました。母はもっと濃いしょうゆ味だったのですが、私流にアレンジ。


■材料(2~3人分)
・豚ひき肉 ...... 300g
・卵...... 1個
・干ししいたけ ...... 2枚
・水 ...... 大さじ3
・片栗粉 ...... 大さじ1
・ご ま 油...... 適量
・赤パプリカ...... 適量
・小ねぎ(小口切り)...... 適量

合わせ調味料
・しょうが(みじん切り)...... 1と2分の1かけ分
・しょうゆ・干ししいたけの戻し汁 ...... 各大さじ2
・砂糖・紹興酒(または酒)...... 各大さじ1
・鶏ガラスープの素(顆粒)...... 小さじ1/2
・塩 ...... 小さじ1/4
・こしょう ...... 少々

■作り方
● 干ししいたけはぬるま湯で戻し、みじん切りにする。戻し汁は取り分けます。
● ボウルにひき肉と合わせ調味料を入れ、粘りが出るまで練る。

なじんだら水と片栗粉を加えてさらにしっかり練ります。
● 耐熱の器に入れてかるく表面をならし、中央にくぼみを作って卵を割り入れる。
● 蒸気の上がった蒸し器に入れ、強めの中火で15~20 分蒸す。竹串などを刺してみて、透き通った煮汁が出れば OK。ごま油をかけ、パプリカ、小ねぎを散らします。

■ポイント
・ひき肉の繊維がほぐれた感じになるくらいまで練るのが大事です。中央に凹みを作って卵を入れて蒸してください。

麻婆豆腐とは似ても似つかない味!!中国の家庭料理”屋台豆腐”とは

■書籍情報
『毎日食べたい中国の家ごはん 日本人もハマる!本場の味』
(税込1,760円 / カドカワより販売中)
「中華鍋も強い火力もいらない、家庭で作れるレシピが満載です。ぜひお手に取ってみてください!」

ゲストプロフィール:りん
福建省出身、7歳のときに家族とともに日本に移住されます。都内の調理専門学校を卒業後、一度
は料理から離れて別の仕事をしますが、“中国の家庭料理”を日本の人に知ってほしいという思いか
ら、料理のインスタグラムをスタート。現在SNSの総フォロワー数は16万人以上です。

TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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