生活情報のコーナーは、除湿機の選び方とおすすめ商品!
▼すでに沖縄は梅雨入りして、東京も例年、6月アタマに梅雨入りとなります。そこで気になってくるのが“湿度”。
▼一方で、最近は、「衣類乾燥除湿機」なるものもよく聞きますよね?そもそも除湿機って何を目的に使うものなのでしょうか?部屋の除湿?洗濯物の乾燥?という疑問が出てきまして・・・
「除湿機のそもそも」について専門家に聞きたい!とういことで、番組でもおなじみ家電ライターの田中真紀子さんに伺いました。まずは、除湿機と衣類乾燥除湿機はどう違うのでしょうか。伺いました。
田中:普通の除湿機と衣類乾燥除湿機って言い方してるんですけど、基本的には一緒なんですね。一緒なんですけど、最近は衣類乾燥を目的につかう人が多いので、衣類乾燥除湿機っていう名前で、販売してるんです。衣類乾燥除湿機は、例えば幅広く干した場合に、こっちからこっちまでこう風を、幅広く送ってあげるっていうことで、ルーバーが左右に動きますとか、上下左右に動きますとか、そういう機能を持っているとか。よりパワフルな風を送るターボモード、強モードみたいなのがついているとか、乾燥具合をチェックするとか。特に衣類乾燥に特化した除湿機が出ています。花粉が気になるとか、PM2.5が気になるとか、最近でいうと、ゲリラ豪雨、突然の雨で外干しができないとか、そういった理由から室内干しをする人が増えているんですね。それで、家の中で干すんだったら短い時間で干したいとか、そういった需要から、あの衣類乾燥除湿機も購入する人が増えているっていうことですね。
そもそもは、部屋全体の湿度を下げるための家電でしたが、最近は、室内干しをする方が増えて、室内干しを短い時間で効率的に行うための商品が増えている、ということのようです。
▼わたしのように、除湿機をエアコンがわりにつかうことについては、湿度を下げると、体感温度が下がるので、使い方としては正しい、とのこと。
つづいて、除湿機には、除湿の方式の違いがあるということで、その点を伺いました。
田中:除湿機にはあの除湿方式が、大きく分けると3つありまして。1番よく使われてるのがコンプレッサー式。中に冷却機、コンプレッサーっていう冷却機が入っていて、外から湿気を含んだ空気を吸い込んで、その空気を冷やすことで結露にして取り出します。昔は結構多かったんですけど、最近減ってしまったのが、デシカント式というものでして。乾燥剤みたいなのが中に入っていまして、いわゆるシリカゲルみたいな感じで、水分をどんどん含んでいくんですよね。その水分をヒーターを温めて、蒸発させて水分を取り出す。コンプレッサー式はちょっと重いっていう欠点はあるんですけど、電気代が安いんですね。というのもデシカント式は、ヒーターで乾燥させますので、ヒーターを使うとどうしても電気代が高くなってしまう。よく使われる梅雨から夏にかけてだとすると、ヒーターで温まってしまうと部屋の温度がすごい上がるんですよ。それでやっぱりその夏場は使いづらいっていうのもありまして今はコンプレッサー式が1番こうシェアがあります。
除湿機には3つの方式があります。
①コンプレッサー式
仕組み: 内蔵された冷却機(コンプレッサー)で湿った空気を冷やし、水分を結露させて取り除きます。
メリット: 電気代が安く、現在最も普及している方式です。
デメリット: 機器自体が少し重い傾向があります。5度以下になると霜がついて働かなくなってしまう。
②デシカント式
仕組み: シリカゲルのような乾燥剤に水分を吸着させ、それをヒーターで温めて蒸発・結露させて水分を取り除きます。
メリットは、寒い時期でも稼働できること。
デメリット: ヒーターを使用するため電気代が高くなりやすく、室温も上がりやすいため、夏場は使いにくい側面があります。
③ハイブリッド式
仕組み: コンプレッサー式とデシカント式の両方の機能を1台に搭載しています。
メリット: 気温に応じて、効率の良いコンプレッサー式と、低温時に強いデシカント式を切り替えて使用できます。
ちなみに、エアコンの「ドライ」「除湿」というモードがありますが、こちらはコンプレッサー式でほぼ同じ方式で、除湿しているそうです。
では、どんな商品を購入するのがよいのか。選び方とおすすめ商品を伺いました。
田中:コンプレッサー式とかだとこう2万円ぐらいからあるんですけど、小さいものであれば。ま例えばメーカー名でいうと、こう山善とか、アイリスオーヤマとかが出してるようなものでも、問題ないかなとは思います。三菱のサラリシリーズ。ムーブアイがついてるんですね。エアコンとかによくついてるセンサーなんですけど、それが、衣類の濡れてる部分を見つけてくれて、そこに集中的に風を当ててくれるっていう機能がついてまして。最初はこうやって全体を乾かしてるんですね。だけどそのうち、「もうこのへんは乾いたぞ」ってなったら、濡れてるところだけを集中的に乾かし始めるんですよ。乾き具合を可視化してくれるっていう。最近ちょっとエコハイブリッド方式っていう、まあのハイブリッド式の進化版なんですけど。
▼田中さんがいくつか使用した感想として、割安のものでも、性能面でも問題なく使用できるそうです。コンプレッサー式だと山善(やまぜん)やアイリスオーヤマなど、2万円くらいからあります、とのこと。
▼特に、田中さんが「これ一択!」というのが、三菱電機 衣類乾燥除湿機「サラリ」シリーズの「MJ-M120YX」
・エアコンにも採用されている「ムーブアイ(赤外線センサー)」を搭載しています。
・衣類の濡れている部分を検知し、そこへ集中的に送風して効率よく乾かします。
・自分で風向きなどを調整しなくていいので、とにかくお任せできる!
・ネットストアで確認したところ、昨日時点で、税込49,800円。(ヤマダウェブ)
・型落ちで4万円ちょっとのものもありました。
ほかに、パナソニック「ナノイー」、シャープ「プラズマクラスター」搭載のものもよい。衣類の生乾き臭をおさえてくれる。
▼ほかにポイントとして、タンクの大きさがあるそうで・・・除湿した水がたまっていくのでタンクがいっぱいになると除湿機は停止してしまう。なので、1日に何度も使う、という方は、タンク容量をみたほうがいい。
▼なかには、ホースをつないで直接、お風呂場に流せるタイプもあるそうです。
▼番組スタッフが家電量販店に行ってみたところ、目立つ場所で特集されていました。
・コンプレッサー式ですと、安いもので2万円以内からありました。
・中には、18万円という高級なものも。
ちなみに、衣類の乾燥に、乾燥機や浴室乾燥機を使う方もいますが、田中さんによると、電気代に大きな違いがあるそうです。
4人家族で使う場合、1回あたりの乾燥にかかる電気代は・・・
■ドラム式=24.8円(省エネモードなら19円)
■衣類乾燥除湿機=31.5円
■浴室乾燥機=116.3円
ということで、浴室乾燥機が圧倒的に高い!
こちらはパナソニックの実機に基づく、一定条件での試算になりますので条件が変わると数字が変わってきます。ざっくり目安として、出していただくのがいいかと思います。
除湿衣類乾燥機、取り入れてみてはいかがでしょうか?
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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