イモトが、立木早絵さんをゲストに迎えた2週目。24時間テレビのキリマンジャロ登頂から15年以上の付き合いで、最近は特に親交も深かった2人の関係に変化が訪れるという。
「これから本当だけが残っていく」イモト&立木早絵さん
盲導犬が“入店拒否”されてしまう現実
イモト:さあ、「イモトアヤコのすっぴんしゃん」。今回はのゲストも前回に引き続き、「立木早絵」さんです!よろしくお願いします!
早絵さん:よろしくお願い致します。
イモト:そして、早絵ちゃんと一緒に盲導犬のエルくんもいます。
早絵さん:はい。
イモト:前回、盲導犬について色々と聞いたんだけど、全然時間が足りなくて。盲導犬を迎え入れてどう生活しているのか、あとは私が盲導犬で気づいたこと、例えば盲導犬がハーネスを付けている時は声をかけないとか。で、実際に5ヶ月くらい生活してみて、困ったこと、現実にこんなことがあった、みたいなことってある?
早絵さん:エルが来たらいろんな所に行けると楽しみにしていたんですけど、それがですね・・・入店拒否というのがありまして。
イモト:入店拒否?
早絵さん:盲導犬、介助犬はどこにでも行けるという補助犬法という法律があるんですけど、それをご存知無い方が多いですね。お店に問い合わせても、(うちは動物ダメなんで・・・)とか(外に置いて置いてくれるなら・・・)とか。けっこう断られることが多くて。一緒に行けない所がけっこう多くて、それは盲導犬を迎えてみてびっくりしたことですね。
イモト:なるほど。それは主に飲食店が多いの?
早絵さん:そうですね。
イモト:飲食店に行く時は、事前に早絵ちゃんがお店に電話して行くことが多い?
早絵さん:そうですね。私の場合は事前に電話して聞くことが多いですね。ユーザーさんによってはいきなり行く方もいらっしゃいますけど。
イモト:でも、本来はそれでもいいんだもんね?
早絵さん:そうです。
イモト:盲導犬のエルくんが来てすぐの頃に、気になっていたパンケーキ屋さんがあって早絵ちゃんと行こうよと話をしていて。そこは広めのお店で、テラス席もありそうで。
早絵さん:半個室もあって。エルのこともあるので、イモトさんに<私がお店の予約をしますね>って。電話をして半個室も取れたんですけど、盲導犬の話をすると(うちは動物がダメなんで・・・)って言われてしまって。。。<イモトさーん、ダメでした、、、>って、涙いっぱいのLINEを送りましたね(笑)。
イモト:私もそれを聞いてびっくりして。本当にそうやって断られることがあるんだと思って。
早絵さん:エルと生活して間もなかったので、私もそれが初めての入店拒否だったんですよ。なので、けっこうショックでしたね。
イモト:だって、盲導犬だから動物やペットがダメとは違うじゃない?
早絵さん:そうなんですよね。説明をさせていただくんですけど、そうなんですねとは言われるんですけど、その時は難しくて。
イモト:そのあとも飲食店に電話をしていると思うんだけど、入店拒否はどれくらい?
早絵さん:もう、チェーン店以外はほぼほぼダメです。
イモト:ええ!?マジで!?
早絵さん:大好きなもつ鍋のお店があって。そこにご連絡した時に、<盲導犬ですよね、いいですよー>って言っていただいて。それがすごく感激しまして。まだ理解されていなくて、盲導犬と一緒には飲食店にはまだまだ当たり前に入れないので、それはありがたく感じましたね。
イモト:そのもつ鍋屋さんはチェーン店以外?
早絵さん:そうですね。
イモト:で、チェーン店は入れるのか。でも、やっぱりなんだかね。実際に今も、盲導犬のエルくんがラジオのスタジオのテーブルの下にいるけど吠えることなんてまったく無いし、動き回ったりも無く。早絵ちゃんの足元にいるので場所も取らないし。この状況で飲食店でごはんを食べたって何も問題が無いと思うんだけど。そういうのって、知らないというのが大きいのかな?
早絵さん:それが大きいと思います。これだけお利口にできるんですよというのは見ていただくと理解していただける場合もあると思うんですけど。
イモト:見てもらうまでのハードルが高いのか。じゃあ交通機関はどう?
早絵さん:交通機関は大丈夫ですね。私の場合は病院もわかっていただけることが多いですが、ただ理解されないで病院に入れない女もいらっしゃいますね。
イモト:ええ!?病院に入れない!?だってそれは命に関わるケースもあるじゃない?
早絵さん:そうですね、病院によっては。私たちにとっては盲導犬は体の一部と捉えているので。
イモト:だって、1人で病院に行ってくださいと言われたって困るよね?
早絵さん:そうですね。そのあたり、もう少し理解が広まるといいなと思います。
盲導犬は10歳頃まで
イモト:こういうことを言うと悲しくなるかもしれないけど・・・盲導犬に年齢の決まりはあるの?
早絵さん:だいたい10歳で引退です。
イモト:10歳か。エルくんは2歳半で・・・。そんなことを考えると悲しくなるけど。前に早絵ちゃんに聞いたかもだけど、盲導犬としてのお仕事としては引退だけど、別にわんちゃんとしてはまだまだ続くわけじゃない。協会によっては最初に過ごした家族のところに行く盲導犬もいるって聞いて。
早絵さん:そうですね。いろんなパターンがあって、それも協会によって違うんですけど。自分が盲導犬の最期まで過ごすことができたり。
イモト:それは盲導犬としてではなく?
早絵さん:そうです、引退しているので。
イモト:そうなんだね。ほんとに、盲導犬について知らないのよ。だけど、こうやって共有できて嬉しいなと思います。
早絵さん:私も本当に嬉しくて。イモトさんは入店拒否にあった時も一緒に怒って悲しんでくれて(笑)。
イモト:びっくりしたのよ、ウソでしょ!?と思って。
早絵さん:共感していただけると、ちょっとホッとしますね。
イモト:私は入店拒否という概念が無かったから。自分がいつも行っている美味しい店に早絵ちゃんとエルくんと行った時に、もし入店拒否になったらそのお店のことをすごく嫌いになっちゃいそう!そういう気持ちになるのが怖い。
早絵さん:お店がわの断り方も、(動物ダメなんで)とか(外に繋いで置いてください)とか、言い方も色々とあるので。私も他の店に行こうとか思ってしまいます。
イモト:そうだよね。そこで本当は一歩踏み込んで、盲導犬のことについて言った方がいいかもしれないけど、その気持ちが無くなってしまう言い方だとね・・・
早絵さん:お伝えしないと行けないんですけど、ちょっと心が折れてしまったり・・・。
イモト:私もラジオを通して盲導犬のことを発信していきたいと思っているので。
早絵さん:ありがとうございます。
早絵さん、関西へ・・・
イモト:で、まあ、そんな早絵ちゃんから・・・私に報告したいことがあるって聞いたんですけど・・・まあ、なんとなくは勘付いているですけど・・・
早絵さん:実は私・・・関西に引っ越すんです!
イモト:ちょっ。グサッ。勘付いてはいたけど、やっぱりそうですか・・・引っ越しますか。
早絵さん:そうなんです。だから、イモトさんとも離れてしまうんですけども。
イモト:・・・ちょっと待ってよ。ここで言うとということは、すぐですよね?
早絵さん:来月に(笑)。
イモト:マジか・・・
早絵さん:今の私のお仕事が関西で頑張るのが適しているのかなと自分で思いまして、そういう選択をしました。
イモト:そうだよね。それは早絵ちゃんの決断だから。ここ数年、私の周りで引っ越す方が多くて。早絵ちゃんも知っている方もいて、例えば、美容師のフクナガさん。東京と九州の二拠点ですけど。あとは、早絵ちゃんとも一緒に山を登った、私の近所に住んでいたイッテQの音声だったヒロセさんも九州に引っ越されて。
早絵さん:ああ、そうですね。
イモト:で、大親友の中村涼子も金沢の方に引っ越されて。で、早絵ちゃんが来月関西に引っ越し。みんな「西」に行くね!何があるの、西には!?西が良いみたいな方位学があるの!?みんな西に行くんだけど!まあまあ、私が待って!と言っても行くんだけど(笑)。
早絵さん:(笑)。
昔のイモトは・・・テレビを付けたまま寝る&宅配ピザ
イモト:今住んでいる場所がわりと近くて。ご縁もあって家族ぐるみのお付き合いもあって。早絵ちゃんとは15年前に知り合って。東京に来たのはいつ頃だっけ?
早絵さん:キリマンジャロ登山の次の年なので、もう14年です。だから、イモトさんがまだ独身の時に遊んでもらって。イモトさんのおうちにお泊まりもさせてもらって。まさかイモトさんがテレビを付けたまま寝る方とは(笑)。
イモト:当時はね(笑)。今は違うのよ。ちゃんと暗くして寝ている!
早絵さん:私が朝まで眠れなかったという(笑)。そのあと、買ったマンションにもお邪魔して。私がおうちが好きだったものですから、おうちでごはんを食べたいというと、宅配ピザをとってくださいまして(笑)。
イモト:私・・・デリバリーのピザを頼んだ(笑)!?そういう時代の私も全部知ってもらっているもんね!今はわりとちゃんと生活しているよね?
早絵さん:よろしくママになられて全然違う感じで。14年ってけっこう長くて。イモトさんは結婚されて、ママになられて、大きな変化がある時間でしたね。それをずっと横で見ていたので。
イモト:泣けてくるね。一緒に登ったキリマンジャロも、私の夫のイシザキさんがディレクターだったからそこも共通があって。早絵ちゃんがライブをしていた時に結婚したばかりの私をライブに呼んでくれて。
早絵さん:そう、ライブに来てくださったんですよ、涼子さんとね。
イモト:そこも涼子と(笑)。そうだ、早絵ちゃんと涼子も一緒にごはんに行っているよね。イモト一派は狭いから(笑)。<繋がっちゃってー!>って、すぐ紹介しちゃうから(笑)。
早絵さん:ほんとそうですよね(笑)。本人たちは何も言っていないのに、<連絡先を交換したら?>って(笑)。
イモトの目に涙「引っ越さないで・・・」
イモト:早絵ちゃんはシンガーソングライターとして活動されていて。ライブでは、私のために歌ってくれたこともあって。
早絵さん:結婚されてすぐだったので、歌を聞いていただいたり。いろんな思い出がありますね。
イモト:そうだよね。ここ数年は特に家族ぐるみの付き合いも多かったから。早絵ちゃんとママの久味さんが私のおうちに来てくれて。久味さんがすごく料理が上手で、特に天ぷらがすごく美味しくてよく天ぷらパーティーをやって。
早絵さん:そうだそうだ、季節に合わせてね。
イモト:早絵ちゃんと久味さんはごはんが好きだから、おすすめのものをすごく教えてもらって、よくくれたり。ほんとに、東京にいてもこういうアナログな付き合いってあるんだなって・・・やべ、泣きそう!
早絵さん:(笑)。
イモト:アナログな付き合いがあるってことを教わっているかも。いっぱいもらったらお裾分けしようとか。だから、私はどこかに行ったりすると必ず、早絵ちゃんと久味さんのことが頭に浮かんで、(これ、買って帰ろう)とか(これ、渡そう)とか。自分の中の生活の一部のメンバーに入っているから。ちょっと離れるとちょっと悲しくなってくるけど。年齢も少し違うけど、性格がすごく違うじゃないですか。
早絵さん:性格は全然違うんですよね。
イモト:でも私はすごく居心地が良くて。
早絵さん:私もです、本当に。憧れる部分も大きいし、羨ましい部分もあるし。
イモト:それは私もよ!
早絵さん:でも、真逆過ぎて(笑)。こんなに違うのかっていうくらい(笑)。
イモト:全然違うよね!喋るスピードも全然違うんだよね。私、今回はだいぶゆっくり、早絵ちゃんに引っ張られて(笑)。
早絵さん:(笑)。
イモト:あと、私はすごく飽き性なんだけど、早絵ちゃんは凝り性で。一つのことを突き詰めるじゃない?
早絵さん:そうですね、趣味も増えていく感じですね。あと、私が家が好きで・・・
イモト:私は外が好き。すぐ出たい。早絵ちゃんは家から一歩も出なくてもいけるんでしょ?
早絵さん:はい。何日間は全然大丈夫です。
イモト:私は絶対にどこか行く。あとはお金の使い方。私は超浪費家、早絵ちゃんは超倹約家!
早絵さん:(笑)。
イモト:さすがファイナンシャルプランナーだよ。私の家計簿を見せたら絶対に怒られると思うもん、絶対に見せないけど(笑)。
早絵さん:見て差し上げますよ(笑)。
イモト:いやいやいや、無理無理無理!あと、何か買う時にけっこう熟考するよね?
早絵さん:そうですね。ポイントが大きいな!とか悩んでいる時間も楽しいんですよね。
イモト:そう!楽天ポイントをすごく貯めるのよ!
早絵さん:貯めたポイントを運用しているので。
イモト:私なんかポイントより早く来ることを選んじゃうから!すぐポチって翌日ちょーだい!って感じで。でもなんかすごく居心地が良くて。ヤバい、泣きそうだよ!泣いてるよ、今!引っ越さないでよ!
早絵さん:えっ!?
イモト:(笑)。そういう大事な存在だから。この話をするとまた泣きそうになるんだけど、収録で帰宅が遅くなる時、当時はまだ息子のQ太郎を保育園に預けて無かったので早絵ちゃんと久味さんが私のおうちでお世話をしてくれていて。私が家に入るときに、窓が開いている時に中から早絵ちゃんと久味さんとQ太郎の声が聞こえてくるわけよ。その時、よく歌を歌っていて。♪こぶた、こぶた、たぬき、たぬき、きつね、きつね、ねこ、ねこ~っていうのが聞こえてくるのよ。
早絵さん:はいはい。
イモト:私は仕事でモヤモヤしたり落ち込んだりしている時に、♪こぶた、こぶた、たぬき、たぬき~が聞こえてきて、それを聞いてホッとしていたんだよね!ちょっと涙が止まらないよー!で、早絵ちゃんは全然泣いてないの!
早絵さん:ニコニコしちゃって(笑)。
イモト:そういうのがあたたかいなと思って。
早絵さん:よろしく嬉しいエピソードだな。
イモト:でもまあ、関西なんて新幹線で2時間くらいだもんね!
早絵さん:そうそう、全然大丈夫です!
イモト:そう、いつでも会えるから。
早絵さん:絆ができているから。
イモト:さあ場所とか距離じゃないからね。心の距離もありますし。
早絵さん:よろしく東京を離れると、いろんなお友達と離れることになるんですけど、たぶん、これからは本当だけが残っていくんだろうなと思っていて。距離も離れると会う回数も減って、連絡をするかしないかというのもあって。本当だけが私の周りに残ってくれるんだろうなと思って。イモトさんとは大丈夫な気がしていて。ますます違う絆が生まれるんじゃないかなと楽しみにしています。
イモト:すごい・・・前向きに良いことを言ってくれるじゃないか。そうだよね、なんで私はこんな距離に執着して、泣いて。早絵ちゃん、めっちゃウケてるじゃん!
早絵さん:イモトさんが泣いてくれるなんて嬉しくて(笑)。
応援しています!
イモト:引っ越しにあたって、大変なことあった?
早絵さん:やっぱりエルがいるので、盲導犬といっても“大型犬ペット扱い”されてしまって。本当に良いいえがあっても断られちゃうんですよ。家探しに本当に難航して。住む場所も選べない、ごはんを食べにいく場所も選べないというのはちょっと窮屈なところもあるので。私はそこを変えていきたいなと思っていて。
イモト:うんうん。
早絵さん:私は今、不動産会社の社長をやっているんですけど、みんなが住みたい場所を選べるお手伝いできるように関西に行って頑張ってこようかなって思っているので。
イモト:そうだよね。
早絵さん:東京も大好きなので来るかもしれない。
イモト:いろんな所に拠点があっても良いよね。
早絵さん:それは最高ですよね。
イモト:早絵ちゃんが今やろうとしていることは心から応援しておりますので。私、途中で大人気なく、(引っ越さないで!)って言った記憶があるんだけど(笑)。
早絵さん:(笑)。
イモト:15年マニキリマンジャロに一緒に登って。こんなに長い付き合いになるなんて思っていませんでした。私はずっと早絵ちゃんって呼んでいるけど。
早絵さん:私は初めて出会った時から、カッコいいしたくましいなと思って。キリマンジャロの登山の途中から“イモ兄”と呼び始めたんですよ。
イモト:言っていたね。姉ちゃんじゃなくて兄ちゃんなんだって。トイレに行った時に言われたんだっけな。
早絵さん:そうかもしれないですね、閃いた瞬間がトイレだったのかもしれない(笑)。とにかく逞しかったんです。
イモト:最近は“イモ兄”は無いよね?
早絵さん:ご結婚された頃から、“イモ兄”はちょっと失礼なんじゃないかなと思い始めて(笑)。今は“アヤコさん”ですかね。
イモト:“イモ兄”から“アヤコさん”、すごい差だね(笑)。
イモト:で、私も環境が変わって、家族ぐるみのお付き合いをさせていただいて。東京にはいるけど何か実家のような関係が出来ていることがすごく誇りです。
早絵さん:ありがとうございます。
イモト:さあちょっと距離は離れてしまいますけど・・・応援してます!これからもよろしくお願いします!
早絵さん:こちらこそよろしくお願いします!
(TBSラジオ『イモトアヤコのすっぴんしゃん』より抜粋)

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