TBSラジオ『要 潤のMagic Hour』毎週土曜17時から放送中!

6月3日(土)放送後記

今月のゲストは、俳優・タレントの岡田結実さん。

最上階10階にある 『エグゼクティブ オーシャンビュー テラス スイート 1007号室』で東京湾を眺めながら、お話伺います。

要潤と岡田さんが初めて共演したのは、テレビドラマ『静おばあちゃんにおまかせ』(2018年)でした。

岡田「高校1年、2年の時だと思います!すごい楽しくって、要さん優しいし、最後お別れする時号泣しました(笑)」

近藤「本当に悲しくなっちゃって?」

岡田「もう会えないと思ったら、イヤだ~って泣いちゃいました(笑)」

要「号泣するシーンじゃないのに、なんで泣いてるだろうって(笑)あはは」

岡田結実さんと、ハイアット リージェンシー 東京ベイで優雅な...の画像はこちら >>

芸能界デビューは、なんと1歳!

岡田結実さんは、2000年生まれで現在23歳。
実はデビューは1歳で、芸歴は要潤とほぼ一緒?!です。

キッズモデルとして活動を始め、10歳の頃には子供番組『天才テレビくん』に出演。
なんと、その頃には、”人生設計をガチガチに固めていた”そうで...

岡田「10歳で、将来の私っていう授業があって。その時は、23歳で結婚して、家庭に入っていると思ってました。小さい子が大好きで、すでに子供が欲しいって書いてました(笑)」

要「10歳でもう子供?! かなり大人びでる…でも、計画ズレてない?(笑)」

岡田「そうなんですよ!(笑)23歳になったんですけど、まだ結婚したくないですよね~。

なんなら、仕事が大好きなので、旦那さんに家庭に入って欲しいくらいです。そういう形もありなんじゃないかな?と思ってます!」

そんな将来設計の中、出演していた子供番組『天才テレビくん』では、1年ごとにメンバーが入れ替わる現実を目の当たりにし、”やりたいからできる仕事じゃない”、”仕事は一生懸命にやろう” と思ったそう。

2世タレントとしての葛藤も…

中学から高校に進学する頃には、新しい事務所に所属したことをきっかけにバラエティ番組にも多く出演されるようになっていきました。

近藤「その頃に誰かに言われた言葉、覚えている言葉はありますか?」

岡田「最初の頃は、2世タレントとして、父の名前で番組に呼んでいただくことも多くて。出演できてすごく嬉しいですし、父の名前を使えるありがたさを感じながらも自分じゃないっていう感覚で、苦しかったんです。その時に、父が、『1週目は2世として呼ばれても、2週目以降は自分の力だから。

スタートは他の人よりも優れた場所だけど、スタートしちゃえばあとは自分次第だよ』って言われたのは、いまでも心に残っています。」

岡田結実さんと、ハイアット リージェンシー 東京ベイで優雅な夕暮れ時を。

明るいキャラクターと愛嬌で、バラエティ番組に出演を続けている岡田さんでしたが、10代の頃は、いつか必要とされないんじゃないか、という焦りを毎日感じていたそう。

その焦りから、学生生活を楽しめずに仕事のことばかり考えて食べないダイエットをしてしまったり、今でも後悔している、とのこと。

岡田「当時は、自分を追い込んで焦れることが、自分の正解なんじゃないかって思っていたんですけど…。今はそうじゃない、と気が付いています」

近藤「そういう不安な時は、誰かに相談とかされるんですか?」

岡田「相談は、していなかったと思います。周りに同じ立ち位置の子は居なかったし、大人の方に相談すると、そんなに焦らないで良いよって言われるし。じゃあ、力の抜き方ってどうしたらいいの?教えてよ!って八つ当たりになってしまうんじゃないかと、相談する選択肢がありませんでした。

通っていたのも、芸能の学校だったので、同級生も友達だけど友達じゃなくて…。あの子は今期ドラマ出てる、あの子はバラエティ番組よく出てる、とか。もし相談して、誰かに売られたらどうしよう、とか、信じたいけど信じられない部分があって」

要「どういうこと?!他のスタッフさんとかに言われたら、とか?」

岡田「雑誌に言われたらどうしようとか(笑)でも、高校の時代から今でも仲の良い友達がいるので、その子たちには話しておけばよかったなぁ、とは思ってます!当時は、友達も大人も信じられなくて。疑心暗鬼だけど、仕事は楽しい、でも家に帰ったら明日は仕事があるのかって泣いて。今では、こういう悩みに出会っておいて良かったなぁ、とも思います。」

岡田結実さんと、ハイアット リージェンシー 東京ベイで優雅な夕暮れ時を。

仕事と学業で忙しい毎日を送る中、ストレス解消になっていたのは…

岡田「1つだけありまして…アロマキャンドルの火をずっとみる(笑)」

要「え!暗くない!? 本当は暗い子なの!?(笑)」

岡田「違います!(笑)でも、部屋を暗くして、アロマキャンドルの火を1時間くらい見つめたりしてました(笑)」

要「高校生の時なんて、何も深く考えてなかったし、何でも喋っちゃってたなぁ。」

岡田「不安とか無いんですか?!1年後この業界にいられるかな、とか。」

要「不安とか…ないなぁ。仕事も無くなったら、まぁいいやって(笑)俺は、もっといい仕事無いかな~とか思っちゃう。

バラエティ番組はレギュラー長いけど、役者は長くても3ヶ月だしスパンも短いから終わる時が来るって分かってるからなのかも。」

その後、バラエティ番組だけでなく、役者としても演技に挑戦!

演技に興味を持ったのは、小学生の時に見た映画『ゴールデンスランバー』。
中でも、濱田岳さんの "固定概念を少しだけ崩してくれる" 演技でいつかこういう作品に出演できる役者さんになってみたい、と今でも思っている、とか。

来週も岡田さんにお話伺います!
お楽しみに。