肥満減量手術をきっかけに、2年以上をかけて178キロから70キロにまで減量した女性が多くの人をインスパイアしている。女性はSNSで自身の減量の過程を投稿し、ボディポジティブなメッセージを発信し続ける。『The Sun』などが伝えた。

米ミシガン州に住むチェシー・メイさん(Chessie May)は2019年12月9日、胃の大部分を外科的に切除する「スリーブ状胃切除術」を受けた。

肥満に悩んでいたチェシーさんはその原因を「メンタルヘルスの問題を抱え、食べることで心を満たしていたの。こんな体にしたのは自分だって分かっているわ」と明かしており、「なんとか自分を変えたい」と手術を受けた。そしてその後、医師の指導に従ってそれまでの生活を変え「もう二度と元の体重には戻らない」と決意、2年以上かけて178キロの体重を約108キロ減らし、現在は約70キロで落ち着いている。

しかし100キロ以上も痩せたチェシーさんの下腹部の皮膚は皺が寄ってかなりたるみ、まるで下腹部に4つのお餅がついているかのように衝撃的だ。

そんなチェシーさんにはネガティブなことを言ってくる人も少なくないそうだが、本人は「私は人になんて言われようと気にしない。私の体は努力の賜物。大切なのは自分が自分を好きでいるということよ」と底抜けに明るい。SNSではたるんだ皮膚をブルブルさせながらダンスをしたり、まるでパンをこねるかのように丸めて遊んで見せる。


実はチェシーさん、2020年初めに交通事故に遭い働けない状態が続いた。そのため今年初めにクラウドファンディングサイト『GoFundMe』で自身の近況を公表し、「たるんだ皮膚の切除手術をしたい」と寄付の協力を呼びかけた。


先月27日にはすでに外科医に手術の相談をしており「今後3~4回の手術が必要なの。まずは皮膚・皮下脂肪切除とブレストリフトで、5時間ほどかかると言われたわ」と明かすと、このように述べた。

「私のお腹は使い古したゴムと一緒。ゴムを何度も使うと伸びてしって、もう元には戻らないでしょう。私の下腹部はそんな状態なの!」

「手術では胸の中心から骨盤にかけて切開し、下腹部に横にメスを入れて余分な皮膚を引っ張るの。残念ながら保険が使える部位は限られているのよ。私は最初の手術で腹部の皮膚を切除したら、2度目で腕、3度目で脚、できたら豊胸もしたいわね!」


なお「私たちはみんな違うし、みんな美しいのよ!」と語り、前向きに自身と向き合うチェシーさんには、次のような応援コメントが多数あがっている。

「重要なのは体じゃない。その人の愛、魂、そして他の人にどう接するかだね。その点、君は素晴らしいよ。」
「あなたを誇りに思う。」
「頑張っている人は美しい!」
「私も減量中。あなたはインスピレーションよ。」
「私も減量で皮膚がたるんでいるの。経過を楽しみにしているわ!」
「手術が上手くいくといいわね。」
「とても美しいと思う!」



画像は『Chessie May 2021年11月18日付TikTok「Reply to @montanaburns」、2022年2月2日付TikTok「Reply to @lidiasassy」、2021年12月28日付TikTok「#chessiemay #k18hairflip #MyPlayoffPicks」、2022年2月15日付TikTok「I love you guys.」』『The Sun 2022年2月23日付「SKIN FULL I’m left with piles of saggy skin after losing 17 stone - I’m trolled but I love my body」(Credit: @mrschessiemay/Tiktok)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)