11月23日、ジョー・ウィルフリード・ツォンガ(フランス/世界ランク257位)は、来シーズンのツアー復帰に意欲的だとし、1月の全豪オープン出場に向け、FFT(フランステニス連盟)にワイルドカードを求めているとフランスのRMCスポーツが報じている。
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全仏オープンの会場であるローラン・ギャロスで行われたイベントに出席したツォンガは、「2022年の目標は、コートに戻ることだ。
しかし、ランキングで257位まで落ちているツォンガにとって、ビッグトーナメントの出場は簡単ではない。それでも、テニス・オーストラリアとの協定により、FFTが持つ全豪オープンのワイルドカードを受けたいと考えているようで、「全豪オープン出場に向けて、ワイルドカードに関するFFTの回答を待っている。一生懸命練習して、自分の仕事を精一杯やろうと思う。もし全豪オープンに出られなければ、他の場所に行く」と、来シーズンのツアー復帰に意欲的だとした。
昨年、全豪オープンに出場したのち、背中の問題でツアーから離れていたツォンガは、今シーズン、8大会に出場。ATP250マルセイユ大会では、約1年4ヵ月ぶりにツアー勝利を挙げたものの、勝利は2シーズンでこの1勝のみ。7月のウィンブルドン以降は、ふくらはぎの怪我で再びツアーを離脱し、またも苦しいシーズンとなっていた。
2008年の全豪オープンでファイナリストで、ツアー通算18度のタイトルを獲得しているツォンガ。37歳を迎える来シーズン、もう一花咲かせることを願うばかりだ。