IOCが性的暴行被害を告白したペン・シューアイと2度目のビデオ通話。IOC「我々も懸念している」

IOCが性的暴行被害を告白したペン・シューアイと2度目のビデオ通話。IOC「我々も懸念している」
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IOC「最も有効な方法の“静かな外交”をしている」

12月2日、IOC(国際オリンピック委員会)は、中国の元副首相から性的暴行を告白した元ダブルス世界ランク1位のペン・シューアイ(中国)と2度目のビデオ通話を行ったと発表。ペンの安全を確認したとし、自分たちの方法は「人道的な問題を効果的に進めるための最も有効な手段」だとした。

【動画】中国のテニス大会に姿を現したペン・シューアイを中国メディアが公開

ペンは、11月初めに中国のSNS「ウェイボー」で、同国の元副首相のジャン・ガオリー氏による性的暴行を受けていたと告白。のちに投稿は削除され、ペンも行方不明となった。

その後、女子テニスを統括するWTA(女子テニス協会)などが非難すると、中国国営メディアはペンがWTAに送ったとされるメールや、中国で開催されたテニス大会に姿を現わした映像を公開。それでも直接連絡を取り合うことができなかった。

しかし、11月21日にIOCは、バッハ会長とビデオ通話したことを発表。WTAが透明性のある調査を求めて香港を含む中国での大会中止を決定した2日には、2度目のビデオ通話で「安全を確認した」と公表した。

「我々は、他の多くの人々や組織と同様に、ペン・シューアイの幸福と安全を懸念している。そのため、昨日IOCのチームが彼女とビデオ通話を行った。我々は、彼女に幅広いサポートを提供し、定期的に連絡を取り合って、1月に個人的に会うことを合意している」と発表。

続けて、「彼女の幸福と安全を実現するには、様々な方法がある。我々は、彼女に対して、非常に人間的で、人を中心としたアプローチをとっている。彼女は3度のオリンピック出場経験があるため、IOCは中国のスポーツ組織と直接、この懸念に取り組んでいる。我々は、状況に応じ、また政府や他の組織の経験に基づいて、このような人道的な問題を効果的に進めるための最も有効な方法であるとされる“静かな外交”をしています」と、自分たちの手法こそがこの問題を解決に導くためのものだと説明した。
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