1月7日、「メルボルン・サマー・セット1」(オーストラリア・メルボルン/WTA250)は、8日の試合予定を発表。第1シードの大坂なおみ(フリー/世界ランク13位)と第3シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア/同31位)の準決勝は、日本時間8日17時より行われるロッド・レーバー・アリーナのナイトセッション第1試合に組まれた。
【動画】大坂なおみ、元世界9位にストレート勝利! 準々決勝ハイライト&「メルボルン・サマー・セット」1月8日試合予定
今大会、第1シードとして出場している大坂は、昨年9月のUSオープン3回戦以来、約4ヵ月ぶりのツアー復帰戦。1回戦では、アリーゼ・コルネ(フランス/同61位)を6-4、3-6、6-3で、2回戦ではマリナ・ザネフスカ(ベルギー/同82位)を6-1、6-1で下し、約9ヵ月ぶりのツアー8強入りを果たした。
昨日行われた準々決勝では、2011年に自己最高9位を記録しているアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ/同75位)と対戦。第1セットをわずか26分で先取すると、第2セットではリードを許したが、落ち着いてポイント重ねて6-1、7-5で勝利を収めた。試合を通して、凡ミスは26本だったのに対して、ウィナーは38本。サービスエースも11本というスタッツを残している。
試合後、大坂は第1セットのプレーに満足しつつ、「第2セットで出遅れた時に考えていたのは、とにかく1ポイントを大切にしようということ。それまで大雑把に考えすぎていた。何度かバックハンドをミスして引きずっていたし、ブレークできない可能性がある中で、できるだけチャンスをものにしようと考えていたわ」と、冷静に状況を分析して戦うことができたと語った。
昨年の全豪オープン以来のツアー4強入りを果たした大坂は、準決勝でクデルメトワと初対戦。日本時間8日17時に試合開始予定となっている。