1月11日、全豪オープン予選初戦でバーナード・トミック(オーストラリア/世界ランク257位)は、ロマン・サフィウリン(ロシア/同146位)と対戦し、1-6、4-6で敗戦。そのチェンジオーバーで“俺はきっと(新型コロナウイルスの)陽性になる”と発言し、物議を醸している。
【動画】トミックの発言を伝えるチャンネル9のツイート
問題のシーンが起きたのは、第2セット1-2でのチェンジオーバー。主審のほうを向いてトミックは、「この一両日で、俺はきっと陽性になる。3日後、陽性になっていなかったら、夕食をおごる。そうならなかったら夕食をおごってくれよ。(大会は)選手に部屋で簡易検査させるだけ。公式なPCR検査がないなんて」と独り言を語った。
そして試合後には、自身のインスタグラムに「本当に気分が悪くて、今はホテルの部屋に戻っている。会場の医師の診断を受けて、隔離措置をとるように言われた。接触を避けるためにも、まだ治療ができないとのことだった。今日はコート上でたくさんの応援をありがとう。本当にありがとう。次回はもっとうまくプレーするよ。
トミックと言えば、選手としての才能がある一方、問題行動が多いことでもその名が知れてしまっている選手。簡易検査で陰性と出たから試合に出たのだろうが、もし本当に陽性と出てしまったら、濃厚接触者も生まれるはず。今後の検査結果が気になるところである。