「とても悔しい。私にとってはタフな負けだ」と語ったマレー

1月20日、全豪オープン4日目、男子シングルス2回戦。
ダニエル太郎(エイブル/男子世界ランク120位)に敗れた元世界No.1、アンディ・マレー(イギリス/世界ランク113位)は記者会見で「間違いなく今日の彼(ダニエル) のプレーは堅実だった。よく動いていたし、勝利に値するよ」と語った。

【動画】A.マレー vs. ダニエル太郎 2回戦マッチハイライト

「本当に、本当にがっかりしているし、とても悔しい。私にとってはタフな負けだ」と語ったマレー。試合を振り返って、「彼はずっと安定していた。多くのミスを出さなかったしね。
それは彼に期待していたことなんだ。でも、彼はよく動いて、とても安定していて私にゲームをくれなかった。いくつかは落とすべきではないゲームもあった。ただ、間違いなく今日の彼のプレーは堅実だった。よく動いていたし、勝利に値するよ。彼があのようなプレーをすることは予想していたのだが」とダニエルの安定感を称えている。


また「今日の敗けの言い訳にはならないが、最近ラケットを変えたのは、2、3ヵ月は考慮に入れてプレーしなければならない。ラケットのテスト、交換についてみんなとも話をしたけど、ラケットに自信が持てるようになるにはもう少し時間がかかるようだ。ラケットを変える理由は、自分のパフォーマンスを向上させ、大きな大会でより好成績を残すため。今週、それができなかったことは悔しいよ」と、まだラケットに馴染んでいないことも明かしている。

そして“来年も戻ってくるか?”という質問には、「そうだね。でも、今シーズン次第かもしれない。
今夜のような試合を頻繁にやっていたらダメだ。今年はいろいろな意味でとても重要な年なんだ。大きな大会でいい結果を出したいと思っている。グランドスラムの2回戦に進出しても、特にモチベーションが上がるようなことはない。もっといい成績を残したいんだ。今年の成績とビッグイベントでのパフォーマンス次第だ」と状況によっては、コートを後にする可能性もあると語った。


「まず家に帰って、少し休みを取る」というマレーは、今後、2月14日からのATP250ドーハ大会、2月21日からのATP500ドバイ大会に出場する予定だという。