1月31日、WTAは前週の結果を受けて世界ランキングを更新。全豪オープンで3回戦敗退となった大坂なおみ(フリー)は、826ポイントで85位となり、2018年2月19日以来守っていたトップ50から転落。
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大坂の80位台は、2016年8月29日以来となるが、全豪では、「自分のランキングをあまり気にしていないこともわかりました。年間を通してこの調子でプレーしていけば、必要なところまで上がっていくと思います。正直なところ、もし私がグランドスラムでシードになっていなかったら、対戦相手のほうが心配するのでは。だから私としては、ハードワークを続けるつもりです。そうすれば、自分の進むべき道にたどり着けると思います」とランキングについては、あまり心配していないと語っている。
現実的に考えると、ネームバリューもある大坂が出場したいとなれば、ワイルドカード(主催者推薦)を得られる大会も少なくないはず。その間に、ポイントを重ねていきたいところ。しかし、現状では次の出場大会を明らかにはしていない。
全豪優勝のアシュリー・バーティ(オーストラリア/同1位)は2位、アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ/同2位)との差を2633に広げて世界No.1の座をさらに盤石なものにしたほか、準優勝のダニエル・コリンズ(アメリカ)は自己最高の10位となった。
そのほか、全豪ベスト4のイガ・シフォンテク(ポーランド)は4位となり、自己最高ランクを更新。13位エマ・ラドゥカヌ(イギリス)、16位ジェシカ・ペグラ(アメリカ)もキャリアハイのランキングを更新している。
またダブルスでは、全豪ベスト4位となった青山修子(近藤乳業)、柴原瑛菜(橋本総業HD)が自己最高タイの5位に。二宮真琴(エディオン)が36位、穂積絵莉(日本住宅ローン)が50位となり、日本勢がトップ50に4名となった。
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