後半戦は”浪速のメッシ”を見逃すな! ワールドクラスのJ初ゴ...の画像はこちら >>

ガンバ大阪の食野(左) photo/Getty Images

ガンバで徐々に存在感を増す

バルセロナFWリオネル・メッシと比較されてきた日本代表MF久保建英レアル・マドリードへ向かい、Jリーグの舞台で和製メッシを見ることはできなくなってしまった。しかし、まだメッシ風味なプレイをする選手がいる。

Jリーグ公式が「浪速のメッシ」と称して注目したのが、ガンバ大阪でプレイする21歳MF食野亮太郎だ。覚えやすいインパクトある名前で、メシノ・リョウタロウと読む。どことなくメッシとメシノの響きが似ているようにも思えるが、もちろんそれだけで浪速のメッシと呼ばれているわけではない。

プレイでも食野は徐々に頭角を現している。主にJ3のカテゴリーでプレイしていたものの、5月にはJ1初ゴールを記録。トップチームでも存在感を放ち始めており、何より決めているゴールが美しいものばかりなのだ。

5月のサガン鳥栖戦で決めたゴールは左右両足を巧みに使った細かいタッチで密集を突破して決めたワールドクラスのゴールで、その後も鹿島アントラーズ戦などでミドルシュートからネットを揺らしている。

食野は1998年生まれの21歳で、年齢的には東京五輪を狙うことができる。中盤から前線にかけては久保や堂安律などタレントが揃っており、食野は今夏トゥーロン国際大会にもコパ・アメリカにも参加していない。ライバルは多いが、ここからの1年で序列をひっくり返せるのか。浪速のメッシが本格的に暴れようとしている。




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