レアル・サラゴサに移籍した香川 photo/Getty Images
アジアのスーパースターがサラゴサへ
スペイン2部にアジアトップクラスのチャンスメイカーがやってきた。今夏に実現した日本代表MF香川真司のレアル・サラゴサ移籍は、スペインでも大きな注目を集めたサプライズ移籍だった。
地元紙『ElDesmarque』も、「サラゴサの場合今夏最も印象的な補強は日本代表MFカガワの到着だった」と取り上げている。アジアスポーツ界の象徴とまで絶賛されているが、香川加入によって変わったのはピッチ上のことだけではない。
当然のことだが、日本のサッカーファンもサラゴサに熱視線を送っている。デポルティーボで柴崎岳がプレイしていることも関係しているが、スペイン2部への注目度は飛躍的に高まったと言っていい。これはビジネス面でも大きなプラスとなる。
さらにサラゴサでは香川のユニフォームが売れているようで、同メディアもサッカーの枠を超えた現象が起きていると驚く。まだフィットネスの部分で香川はベストな状態にないと評価されているが、それでもサラゴサでのパフォーマンスは一定の評価を得ている。パフォーマンス、ピッチ外での影響力を考えると、今夏スペイン2部のベスト補強に近いものと言っていいかもしれない。
「香川はセグンダ・ディビシオンにおいて最も貴重なプレイヤーの1人」と同メディアは称えるが、香川は圧倒的なパフォーマンスで期待に応えられるのか。
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