日本代表の久保 photo/Getty Images
来夏の五輪へ準備できているのか世界が熱視線
今週世界各地で行われる代表戦の中で、注目すべきカードはどれか。英『The Guardian』が気になるカードをいくつかリストアップしているのだが、その1つに日本代表が挙げられている。
日本は5日にパラグアイ代表と親善試合を戦い、10日にミャンマー代表との2022カタールワールドカップ・アジア2次予選に臨むスケジュールとなっている。いよいよワールドカップへ向けた新たな戦いがスタートするが、同メディアが注目しているのは来年に迫る東京五輪のことだ。
「日本にとってワールドカップ予選が始まる重要なタイミングだが、優先されることは来夏の東京五輪への準備だ。2020東京五輪では23歳以上の選手を3名加えることが認められているが、監督の森保一はパラグアイとのフレンドリーマッチに香川真司や岡崎慎司をメンバー外として若い選手を選択した」
同メディアはこのように伝えており、レアル・マドリードからマジョルカにレンタル移籍している18歳のMF久保建英を期待する選手の1人に挙げている。今回は海外組を中心に召集しており、日本のサッカーファンからすれば見慣れたメンバー構成だ。特に若いメンバー構成との印象は受けないが、DF冨安健洋、MF板倉滉、堂安律、久保らは東京五輪でも中心メンバーになることが期待される世代だ。海外メディアも彼ら東京五輪の主役候補に注目しているのだろう。
岡崎はマラガと契約を解除してウエスカに加わることになるトラブルもあり、今は代表戦どころではない。注目はレアル・サラゴサで印象的なパフォーマンスを披露する香川の今後だろう。久保、南野拓実といった若い世代は今後のライバルとなってくるはずで、カタールワールドカップへポジション争いは激しさを増すと予想される。今回は召集されなかったが、サラゴサでのパフォーマンスが良ければ森保監督の構想にも入ってくるはず。
カタールワールドカップへの3年間でどのような準備をしていくのか。
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