フランクフルトの鎌田 photo/Getty Images
ついに生まれたブンデスでのゴール
アタッカーとして評価を高める1番の方法はゴールを奪うことだ。
ブンデスリーガ再開後、フランクフルト所属の日本代表FW鎌田大地が突然爆発。
鎌田はヨーロッパリーグの方でこそ得点を量産していたが、なぜかブンデスリーガでは得点が奪えていなかった。それが5月26日のフライブルク戦、30日のヴォルフスブルク戦と立て続けに得点を記録。
米『ESPN』は、終盤戦の最も欲しいタイミングで鎌田がステップアップを果たしたと称える。元よりフランクフルトは昨夏にルカ・ヨビッチ、アンテ・レビッチ、セバスティアン・ハラーの前線トリオを失い、攻撃力が大幅に低下していた。得点を奪えるアタッカーは喉から手が出るほど欲しかったはずで、終盤に鎌田が目覚めたのは大きい。
「レンタル移籍していたシント・トロイデンで15点奪ったことを考えると、鎌田は確実にゴールを奪う術を知っている。ブンデスリーガでそれをやるのはタフなテストだったが、今それができることを証明した」
「欧州トップリーグで本物のスターになりたいならば、アタッカーとして継続的に得点を奪わなければならない。同胞の香川真司がドルトムントでやったように」
同メディアはこのように伝えているが、以前から鎌田を香川と重ねる海外メディアはいくつかあった。タイプは違うが、ブンデスリーガでスタープレイヤーになり得るアタッカーとして比較されているのだろう。
鎌田はこの2試合で何らかの手応えを掴んだのか。大事な終盤戦で鎌田が主役となっている。
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