名古屋でレギュラーを勝ち取れるか photo/Getty Images
先制点のPK奪取となるパスを供給
名古屋グランパスは徳島ヴォルティスと対戦し、3-0で勝利した。この試合で先制点となるPK獲得をお膳立てしたのが森下龍矢だ。
森下は左サイドハーフで先発出場。49分には最終ラインからのパスに反応したヤクブ・シュヴィルツォクが胸で落としたボールを受けると、森下は前田直輝にスルーパスを送る。そのボールに反応した前田がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。森下のパスから先制点を生み出した。
明治大学から鳥栖に加入した森下は、右SBを主戦場としていた。昨季はルーキーながらレギュラーを掴み、J1で33試合に出場する。1年で名古屋へと移籍した森下だったが、大型補強を行なったクラブでスタメンの座を奪えず。出場できない日々が続いていた。
そんな中で第25節のアビスパ福岡戦で初めて左サイドハーフに選ばれると、攻守にアップダウンを繰り返し、1-0の勝利に大きく貢献。北海道コンサドーレ札幌戦では右WBを務めたが、続く清水エスパルス戦と徳島戦で再び左サイドハーフで先発に名を連ね、徳島戦では先制点につながるラストパスを供給した。
大学時代から攻撃性でも高い評価を得ていた森下。