シント・トロイデンでプレイする香川 photo/Getty Images
リエージュ戦でのパフォーマンスが絶賛
ワールドカップ・カタール大会まで残り7か月ほどだが、MF香川真司の猛チャージは実現するだろうか。
現在香川はベルギーのシント・トロイデンに所属しており、10日のスタンダール・リエージュ戦では65分間プレイして1アシストを記録した。
そのアシストもボールを受けてすぐに前を向き、前線のFW原大智にロングボールを届ける香川らしいプレイではあった。やはりパスの精度は高く、まだまだ攻撃のアイディアは多彩だ。今回のようなプレイが増えてくれば、森保ジャパンの中盤に割って入ることも不可能ではないだろう。
シント・トロイデン加入後もやや出遅れている感はあったが、確実にプレイタイムは増えてきている。今回は65分間プレイしたが、香川が60分以上プレイするのはギリシャのPAOKに所属していた昨年9月のPASヤニナFC戦以来のことになる。
あとはこれを継続してほしいところで、どこかでフル出場する姿も見てみたい。最後にフル出場したのは昨年3月のPASラミア戦となっており、一貫性を見せなければ日本代表への扉を開くのは難しい。
香川は今回のリエージュ戦ではコーナーキックからチームの2点目演出にも関わっており、ベルギー『Walfoot』は3-0で勝利したこの一戦で香川をMVPと称賛している。
カタール大会まで時間がたっぷりと残されているわけではないが、前回大会を知るメンバーとしてさらなる香川の奮起にも期待したい。