ドリブルで存在感を発揮する大久保 photo/Getty Images
札幌戦の終盤でPKを獲得
浦和レッズはJ1第27節で北海道コンサドーレ札幌と対戦。終盤にルーカス・フェルナンデスに先制される苦しい展開となったが、最後にPKを奪ってなんとか引き分けに持ち込んだ。
1点ビハインドの中で浦和は攻撃に厚みを持たせて攻め立てていく。決定機を何本も作るものの、ゴールネットを揺らすことはできないまま80分が過ぎる。そして迎えた84分、右サイドからドリブルを開始して中央へとカットインした大久保がシュートを放つ。
ボールはブロックに入った福森晃斗の手に当たってペナルティエリア内でハンドの判定に。PKを獲得した浦和はアレクサンダー・ショルツが豪快に左上に蹴りこみ、同点に追いつく。最終的に試合はそのまま終了して1-1のドローで決着した。
前節のサガン鳥栖戦でも得意のドリブルから相手の股を抜いてキャスパー・ユンカーの先制ゴールをアシストした大久保。キレのある動きと積極的な仕掛けは浦和の武器となっており、ここ数試合で見せる活躍を来季につなげ、主力として定着していきたい。