シャルケでプレイするテロッデ photo/Getty Images
35歳の大型FWは今季限りでクラブを去るか
やはりブンデスリーガ1部の壁は破れないのか。シャルケでドイツの大型ストライカーがもがいている。
日本代表DF吉田麻也が所属するシャルケは今季より1部に昇格してきたクラブだが、それに大きく貢献したのがベテランFWシモン・テロッデだ。
昨季2部では30ゴールを記録しており、テロッデ抜きでの昇格はなかった。ブンデスリーガ2部では通算283戦172ゴールと驚異的な数字を記録しており、昇格請負人として2部では高い評価を得てきた選手でもある。
しかし、1部ではその得点力が通用しない。これまでも何度かブンデスリーガ1部に挑戦してきたが、成績は84戦13ゴールに留まる。今季も3ゴールを決めただけで、シャルケを救う存在にはなれていないのだ。
今冬にはベルギーのアントワープからFWミヒャエル・フライが加わり、最近はスタメンに入れないゲームも増えた。
35歳を迎えているテロッデとクラブの契約は今季までとなっており、延長する予定はないと見られている。
昨季2部で30ゴールを決めた際にはワールドカップ・カタール大会でドイツ代表メンバーに招集してもいいのではなんて声も出ていたが、やはり1部で数字を上げないとドイツ代表入りは厳しい。今季も1部の壁はテロッデの前に立ちはだかっている。