日本代表の相馬勇紀 photo/Getty Images
今夏ポルトガルから帰国
名古屋グランパスは23日、日本代表相馬勇紀のFC町田ゼルビアへの完全移籍を発表した。
名古屋でプロキャリアをスタートさせた相馬は2019年に鹿島アントラーズへレンタル移籍を果たしたが、翌年に復帰。
初の海外挑戦となったカーザ・ピアACでは公式戦56試合に出場し7ゴール5アシストをマークしていたが、今夏名古屋へ復帰。J1リーグ第23節柏レイソル戦では復帰早々にゴールを決めた相馬だが、かねてより首位の町田への移籍が噂されており、今回正式に加入することとなった。
町田はU-23日本代表の平河悠がブリストル・シティFCへ期限付き移籍することとなったが、相馬を獲得。J1優勝に向けていい補強となった。
相馬は名古屋と町田の公式でそれぞれ下記コメントを残している。
名古屋グランパス公式より
「グランパスファミリーの皆さん、特別指定選手から約6年間本当にありがとうございました。僕をここまで育ててくれたのは、監督・スタッフ・チームメイト、グランパスファミリーの皆さんだと思っています。名古屋グランパスというチームを代表して、東京オリンピック、カタールW杯に出場できたことは僕の誇りで、皆さんへの感謝はこれからもずっと僕の心にあり忘れることはありません」
「海外移籍を探る中で新たな環境でプレイをしたい、新たなチャレンジをしたいという気持ちが強くなっていきました。挑戦し続けることを選手として一番大切にしているので今回このような決断をしました。次は対戦相手としてスタジアムでお会いできることを本当に楽しみにしています。最後の神戸戦はけがという形で共に闘えず残念でしたが、柏レイソル戦は自分の想いを結果にすることができ、勝利を共に分かち合えてすごく嬉しかったです。
FC町田ゼルビア公式より
「初めまして、名古屋グランパスから来ました相馬勇紀と申します。史上初の初昇格初年度でのJ1リーグ優勝という景色を皆さんと共に見るために結果でチームに貢献したいと思います。新たな歴史を作れることにとてもワクワクしています。熱い応援宜しくお願いします。天空の城 野津田 でお会いできることを楽しみにしています」