インテル・マイアミでプレイするメッシ photo/Getty Images
チームは現時点でイースタンの首位に
昨年の7月にアメリカ・MLSのインテル・マイアミと契約してからちょうど1年。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは期待通りのパフォーマンスを見せてくれたのではないだろうか。
怪我で離脱する期間もあったが、この1年の成績は29戦25ゴール16アシストと圧倒的だ。インテル・マイアミではリーグカップのタイトルも手にしており、これもメッシがいなければ優勝できなかっただろう。昨年はイースタン・カンファレンスのワースト2位に沈んでいたチームをメッシが変えたのだ。
米『Bleacher Report』も改めてメッシの1年を称賛しており、このパフォーマンスはさすがと言うしかない。欧州5大リーグに比べるとMLSのレベルは落ちるが、それでも29試合で41ゴールを演出しているのは見事と言うしかない。
現在はそこにMFセルヒオ・ブスケッツ、DFジョルディ・アルバ、FWルイス・スアレスが加わり、今年のチームは現時点で勝ち点53を稼いでイースタン・カンファレンスの首位に立っている。
もっとも頑張っているのはメッシやスアレスだけではない。両者がコパ・アメリカ2024を戦うためにクラブを離脱している間も、インテル・マイアミはきっちりと勝ち点を稼いできた。この難しい時期を乗り越えて首位を守ったことで、今年はリーグタイトルにもチャレンジできるだろう。
リーグ制覇となれば、メッシらスターを揃えたインテル・マイアミのプロジェクトは大成功だ。メッシはコパ・アメリカで右の足首を痛めてしまったが、再びコンディションが整えばMLSで暴れてくれるに違いない。