メッシは今夏のコパ・アメリカでも優勝に貢献 photo/Getty Images
MLSでは無双状態
リオネル・メッシも37歳と大ベテランの領域に入った。バルセロナ時代に比べればスピードなど衰えた部分もあるはずだが、メッシは今も世界トップクラスのドリブラーと言えるのではないか。
現在インテル・マイアミに所属するメッシは、今年のMLSで12試合に出場している。コパ・アメリカ、さらに現在も続く怪我の影響もあって12試合の出場に留まっているのだが、ここまで12試合で39回のドリブルを成功させている。1試合平均は3.3回の成功率で、この成功率は今年のMLSでNo.1の数字なのだ(データは『WhoScored』より)。
英『GIVE ME SPORT』は『2024年版最新ドリブラーTOP11』なるランキングを作成しているが、その6位にはメッシを選んでいる。「現状MLSに彼のドリブルを止められる選手はいない」との評価で、37歳を迎えたメッシはスピードに頼らぬ形で相手守備陣を振り回している。
このランキングはほとんどを若手が占めているのだが、その中に入ってくるメッシはやはり特別な存在と言える。
11位:ラミン・ヤマル(バルセロナ)
10位:サヴィーニョ(マンチェスター・シティ)
9位:クヴィチャ・クワラツヘリア(ナポリ)
8位:ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)
7位:キリアン・ムバッペ(レアル・マドリード)
6位:リオネル・メッシ(インテル・マイアミ)
5位:モハメド・クドゥス(ウェストハム)
4位:ロドリゴ・ゴエス(レアル・マドリード)
3位:ジェレミー・ドク(マンチェスター・シティ)
2位:ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
1位:ジャマール・ムシアラ(バイエルン)
MLSのレベルは欧州5大リーグに比べると劣るが、それでも今年の12試合で12ゴール9アシストを決めているメッシは普通ではない。ドリブル、シュート、アシストと、まさにメッシ劇場となっている。