甲子園のスターが決断 photo/Getty Images
日米両球界から注目集まる
横浜高校の織田翔希が、日本のプロ野球を経由せずに米国でのプロ入りを目指す決断を下した。MLB公式サイトもこのニュースを報じ、甲子園で注目を集めた最速157キロ右腕の動向を伝えている。
MLB公式サイト『MLB.com』は10月16日、織田がNPBのドラフト会議を経ずに米国でのキャリアを目指すと発表したことを報道。18歳の右腕は、MLB球団と契約する道だけでなく、米国の大学に進学する選択肢も視野に入れているという。
織田が一躍注目を集めたのは、今夏の全国高校野球選手権大会、いわゆる甲子園だった。横浜高校の投手として登板した織田は、ピンチの場面で自己の持ち味である速球を披露。大会記録となる97.6マイル(約157キロ)を計測し、チームを救う投球でスカウトたちの関心を集めた。
『MLB.com』は、その球速を大谷翔平や佐々木朗希にも通じる才能の一端として紹介。高校時代に最速99.4マイル(約160キロ)を記録した2人の名前を挙げ、織田の速球に注目している。
さらに、織田はU-18世代の国際大会でも存在感を示した。日本代表の一員として台湾戦に登板し、1失点、7奪三振を記録。速球だけでなく、スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリット、カットボールなど多彩な球種を持つ点も評価されている。
日本のプロ野球を経由せず、米国でメジャーリーガーを目指す選手はまだ少ない。『MLB.com』は、米国でのプレイを選択した佐々木麟太郎や、MLB球団との契約を選んだ森井翔太郎らの事例にも言及。
織田は今後、米国の大学への進学とMLB球団との契約という選択肢を比較しながら進路を決めることになる。甲子園で鮮烈な印象を残した18歳右腕が、どのような道を歩み、世界最高峰の舞台を目指すのか。その決断に日米の野球界から注目が集まっている。

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