
■【東京株式市場】 2019年10月9日
■株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、終わってみれば“寄り底”で下げ幅縮小
2019年10月9日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
- 日経平均株価 21,456円(▲131円、▲0.6%) 反落
- TOPIX 1,581.7(▲4.8、▲0.3%) 反落
- 東証マザーズ株価指数 866.2(▲9.6、▲1.1%) 反落
東証1部上場銘柄の概況
- 値上がり銘柄数:1,070、値下がり銘柄数:982、変わらず:101
- 値上がり業種数:11、値下がり業種数:22
- 年初来高値更新銘柄数:52、年初来安値更新銘柄数:8
東証1部の出来高は10億4,524万株、売買代金は1兆8,035億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。米国株式相場が大幅安になったことを受けてリスクオフモードが強まった一方で、見切り売りに走る投資家は少なく、模様眺めムードが強まりました。これで売買代金は4日連続の2兆円割れとなる薄商いとなっています。
そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。ただ、寄り付きで▲227円安を付けた後は下押しすることはなく、大引け直前には一時▲120円安まで挽回する場面が見られました。
結局、反落で引けたものの、終わってみれば“寄り底”であり、米国株の大幅安に比べるとかなり健闘した感があります。
なお、TOPIXも同じような値動きで反落となりましたが、下落率は日経平均株価よりもかなり小幅に留まりました。