今回はクレジットカードマニアの筆者がスペックやSNSでの意見をもとに、「三井住友カード ゴールド」と「Amazon MasterCardゴールド」を比較していきます。
2021年2月18日にJCBが公開した、「クレジットカードに関する総合調査」2020年度版によれば、新型コロナウイルスの影響でスマホ決済を中心にキャッシュレスが普及しましたことがわかりますが皆さんはクレジットカードは何をお使いでしょうか。
これからキャッシュレスを導入する方や現在のキャッシュレスを見直したい方の参考になれば幸いです。
■「三井住友カード ゴールド」と「Amazon MasterCardゴールド」を徹底比較
それでは早速、三井住友カード ゴールドとAmazon MasterCardゴールドを比較していきます。まずは比較表をご覧ください。

拡大する
【徹底比較】三井住友カード ゴールドとAmazon MasterCardゴールドの年会費とポイント
クレジットカード選びにおいて重要な年会費や、ポイント還元についてまとめてあります。

拡大する
【徹底比較】三井住友カード ゴールドとAmazon MasterCardゴールドの付帯サービスと電子マネー機能、スマホ決済
続いて、付帯サービスや電子マネースマホ決済の対応についてまとめています。
共通していること
三井住友カード ゴールドとAmazon MasterCardゴールドに共通していることをおさえておきましょう。結論からいえばと両クレカ共通している部分の多いクレジットカードになっています。というのも、Amazon MasterCardゴールドの発行元は三井住友だからです。順番に共通している部分を確認していきましょう。
まずは年会費です。三井住友カード ゴールドもAmazon MasterCardゴールドも年会費は1万1000円(税込)です。三井住友カード ゴールドはインターネットで申し込みをすることで、初年度年会費が無料になっています。
また、両クレカとも追加カードはETCカード、家族カードに対応しています。
付帯サービスについては、海外旅行損害保険が最大5000万円まで、国内損害旅行においても。最大5000万円まで補償となっています。ショッピング保険も付帯しており、補償金額は300万円までです。
電子マネーは両クレカともiDに対応、スマホ決済はApple Pay、Google Pay、楽天ペイに対応しています。
国際ブランドの違い
Amazon MasterCardゴールドはその名通り、国際ブランドはMastercardのみの対応です。三井住友カード ゴールドはMastercardに加えて、VISAが選択できます。国際ブランドの豊富さについては、三井住友カード ゴールドに軍配があがりました。
ポイント還元の違い
三井住友カード ゴールドとAmazon MasterCardゴールドはポイント還元については大きく違いがあります。
まず、三井住友カード ゴールドは200円(税込)につき1ポイント貯まり還元率は0.5%なのに対して、Amazon MasterCardゴールドは100円(税込)につき1ポイント貯まり、還元率は1%です。
最大の還元率については、三井住友カード ゴールドはコンビニ3社(セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン)とマクドナルド店頭で2%の還元となっています。
Amazon MasterCardゴールドはAmazon.co.jpの利用で2.5%の還元になっています。
ここまで見てきたような各カードの特定提携先を除く通常利用における両クレカの還元の差は0.5%となっていますが、セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンやマクドナルドを利用する頻度が高い人は、三井住友カード ゴールドがAmazon.co.jpの利用頻度が高い人はAmazon MasterCardゴールドが適していると言えるでしょう。
■SNSで話題の両クレカ
両クレカともSNSなどで話題になっていたのでいくつかピックアップします。
三井住友カード ゴールド
- 「『三井住友カード ゴールド』は、最高5,000万円の国内・海外旅行傷害保険と年間300万円のお買物安心保険が付帯」
- 「三井住友銀行の口座をずっとメインで利用しているので三井住友VISAゴールドカードにしてみました」
Amazon MasterCardゴールド
- 「既にプライム会員の人はゴールドカード作った方がお得」
- 「プライム更新の時期で年会費見たら最初に申し込んだときの倍近くまで上がっていたのだが、持ってるアマゾンカードをゴールドにしてその特典でプライム更新したほうがお得っぽかったので変更した」
このように三井住友カード ゴールドは付帯サービスや銀行の利用環境、Amazon MasterCardゴールドはプライム会員であるかどうかが入会の決め手になっていることがわかります。
■まとめにかえて
いかがでしたでしょうか。今回は「三井住友カード ゴールド」と「Amazon MasterCardゴールド」を比較しました。Amazon MasterCardゴールドは発行元が三井住友のため、両クレカ共通している部分の多いクレジットカードとなっています。コンビニ3社とマクドナルド、Amazon.co.jp利用頻度を加味して選ぶとよいでしょう。少しでもクレジットカード選びの参考になれば幸いです。

拡大する
藤原の各クレカ注目点まとめ
最後に、私の視点から今回ご紹介したクレジットカードの注目点をポイント還元率や有効活用方法、意外な付加サービスをまとめています。少しでもクレジットカード選びの参考になれば幸いです。
参考資料
- JCB、「クレジットカードに関する総合調査」2020年度版の調査結果を発表( https://www.global.jcb/ja/press/2021/202102181200_others.html )
- 三井住友カード ゴールド( https://www.smbc-card.com/nyukai/card/goldcard.jsp )
- Amazon MasterCardゴールド( https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%89%E4%BA%95%E4%BD%8F%E5%8F%8B%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE-Amazon-Mastercard%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF/dp/B0092VO0LI )